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意外にも学びの多い「社交ダンス」の世界

7月から始めた社交ダンスが、気づけばもう5ヶ月目に入りました。

今はタンゴの一曲を仕上げる段階に入っていて、約2分の完成が見えてきたところです。この5ヶ月間で、社交ダンスを通じて心の感覚が広がり、新しい世界が開けたような気がしています。

社交ダンスを始める前からヨガをやっていて、ヨガは自分と向き合う時間という感じです。瞑想やアーサナを通して、内なる魂と体の対話を深める。周りのことを気にせず、自己を受け入れ、あるがままの自分を大切にするのがヨガの魅力です。

一方で、社交ダンスはエンターテインメントの世界。リーダーとフォロワーが一体となり、外から見た美しさを追求するものなので、ヨガとは対照的です。男性が女性の美しさを引き出すダンスのスタイルには、不思議な感覚を覚えます。自分が目立つのではなく、相手を引き立てる。それが新鮮で、まさに目から鱗が落ちる思いです。

「体幹」があることは有利ではある

ヨガにおける体感軸

ヨガの軸は、主に「自己の内側に集中する軸」として存在します。ポーズ(アーサナ)を取るとき、意識は体の中心に向かい、自分の内なるエネルギーの流れを感じながら、安定と調和を追求します。このときの軸は「静の軸」ともいえ、体のバランスと呼吸が深く連動しています。ポーズごとに、身体の中心を整え、足から頭まで一体感を持たせることで、安定感と集中力が生まれます。この軸を意識することで、外界の影響から解放され、自己の内側に深く入っていく感覚が得られます。

社交ダンスにおける体感軸

一方で、社交ダンスでは「動の軸」が重視されます。ここでの軸は、リーダーとフォロワーが一緒に作り上げるもので、二人の間に共通の軸を感じながら動くことで、調和と流れが生まれます。特に、リーダーがフォロワーを引き立てるため、フォロワーはリーダーの動きを感じ取りながら、自身の体を預ける場面が多くあります。これは一人でバランスを取るヨガとは違い、相手との微妙なシンクロによって成立するものです。この「ペアでの軸」では、二人の体が同じ方向に引かれたり押されたりする力を受け入れ、バランスを保ちながら踊るため、相手との信頼関係も必要です。

そもそも、人を信じることが怖い

ヨガは自己信頼の強化が軸となりますが、社交ダンスでは相手との信頼関係や調和が重要です。お互いの動きを感じ取り、完璧なシンクロではなくとも、リズムやリードを共有することで、ダンスが成立します。

リーダー(男子)に乗りかかってポーズをとるといっても
相手が支えてくれると信じ切らないとケガするわけです。

相手の足を踏んでもいいから流れを作らないといけないと思うのですが。まず、「怖い」「目を合わせるのも怖い」。
そんなアラフィフ女子、毎回のレッスンが修行な状態です。

この感覚もまた新鮮で、たくさんの発見がありました。

真剣に踊ることの難しさを感じる一方で、少しずつ上達を実感しています。しかし、今は一つの壁にぶつかっているような気もします。

社交ダンスそのものへの抵抗

今更ですが、男性と踊ることにやっぱり躊躇があるのです。内心の葛藤や照れくささが出がある。

ダンスを通して、どう相手とコンタクトを取り、情熱を表現するか、自分自身を表現者として解放するにはまだ課題が残っています。こうした壁をどう超えるか、また一つのチャレンジ

ダンスそのもの、人から見られることへの抵抗

周りに人がいると集中できなくなってしまうのも今の課題です。ヨガは人いから見られることないですもんね・・・。

社交ダンスを通じて、心の壁を打ち破り、自分の中の新しい可能性に出会えることを楽しみにしています。

演じることへのへの抵抗

もうほぼ演劇です。見つめあって、ぐるぐる回るって日常生活には無いわけです。真剣にやっていると、ふとした瞬間に「笑い出しそう」になることがあります。普段の自分とは違う動きやポーズをしていると、どこか照れくさい気持ちや自分の動きに対するおかしさが込み上げてきて、つい笑ってしまいそうになるんです。

社交ダンスって、「新しい世界が広がる」感覚を強く感じています。ヨガを通じて内側に向き合うことには慣れていたものの、社交ダンスはまったく違う体験です。リーダーとの一体感や、音楽に身を任せて動く瞬間に、これまで知らなかった自分の感覚が目覚めるのを感じます。

他者の動きにアンテナを張ることなんて、なかなかなかったことで、人間としての成長があるような気がしています。

この新しい世界には、まだたくさんの挑戦と学びがありそうです。恥ずかしさや戸惑いを乗り越えながら、一歩一歩、未知の自分と出会う旅を楽しみたいと思います。



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