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JALのビーフコンソメの話

こんにちは 心理カウンセラーのEmiです

さて、前回まではちょっと重たい話でしたが
今回は私のプライベートの軽めのお話をしたいと思います

我が家では毎年恒例のイベントとして家族旅行に行っているのですが(企画は主人)
昨年「今年は石垣島でーす!」との主人の発表を受け
家族一同大喜び

でも、実は私「高い所苦手」「長時間の拘束状態苦手」「気圧の変化に弱い(耳)」

そんな私にとっては 飛行機=拷問器具 でしかないのです

だけど 片道数時間の拷問<家族旅行 なので…

意を決して飛びます!

ということで、旅行の前にかかりつけの耳鼻科に行き
飛行機に乗る(気圧の変化がある)ということで
医師に耳の状態を確認してもらいその結果、頓服のめまいと吐き気どめの薬を処方してもらいました
そして機内で気を紛らわすための面白そうな小説を購入

準備万端!いざ出陣!

そんなこんなで、行きのフライトは恐怖と緊張で手汗びちゃびちゃになりながらも、小説が当たりで没頭できたこともあり難なくクリア!

やったね🎶

そして楽しかった家族旅行も終わり帰りのフライト

機内サービスのドリンクは行きと同じビーフコンソメスープを冷静を装った涼しい顔で頼み、緊張で汗びちゃびちゃの手で受け取り、小説を開く…

ここまでは行きと一緒だったのですが…

しばらくすると

心拍数↑ 冷や汗↑ 焦燥感↑ &吐き気

あれ?これって?パニック発作的なやつ?…

落ち着け私 でも妄想が頭をよぎる…

横でうとうとしている旦那さんに座席上のカバンから薬を出してもらう

薬を飲む

周りの乗客が「あそこの乗客具合悪そうなんですけど」とCAさんに

『お客様の中にお医者様はいませんか!!』

『当機は機内で急病人が出たため石垣島へ引き返します』

※ただの妄想です

だめ!だめ!だめ!だってそんな事になったら私…
もう一回飛行機乗らなきゃいけないじゃ〜ん!!

無意味な妄想はやめて、とにかく落ち着こう

まずは基本の深呼吸を試みる…
さほど変化なし

行きは大丈夫だった だから帰りも大丈夫 行きにはやったけど帰りにやってないこと
行きと帰りの違いを分析中

キラーン その時私の目の前で黄金色に輝く液体が(実際は蓋がついているので見えない)

ビーフコンソメ〜!

行きも飲んだ、行きは何事もなかった、そして帰りはまだ飲んでない

ここから自己暗示を試みる

-おそらくこのスープには不思議な力が宿っており人々を不安や恐怖から救う魔法のスープに違いない-

※個人の解釈です

ひとくち飲み目を閉じ深呼吸
-行きと全く同じ、魔法のスープも飲んだ、私は大丈夫-
と心の中で唱え続けること5分くらい…

すると徐々に不快な症状は治まり気分が良くなってきました

その後飛行機と私は無事着陸

空港の中心で感謝を叫ぶ

「ありがとうJAL ありがとうビーフコンソメ!」

ただの低血糖とかだったのかもしれませんが

信じる者は救われる

そんな言葉がチラッと頭をよぎった瞬間でした

伝えたかったこと

  • 人間誰しも苦手があるということ

  • 自分で自分をコントロールすることは可能ということ

  • JALのビーフコンソメスープは美味しいということ


今日という日が皆様にとって良い1日でありますように

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