見出し画像

巷でウワサの自主制作チャンバラ映画「侍タイムスリッパ━」

 兼業米農家の映画監督が自主制作でチャンバラ映画を撮った!? 東映京都撮影所がまさかの全面協力!? 完成時監督の貯金は¥7000?! 監督の自腹2600万円でチャンバラ映画を撮った?! 8/17公開、単館上映から全国に広まり海外まで!?まだまだ広がりそう!?

 ハテナとビックリマ━クが飛び交い、いろいろと謎が盛り沢山の映画である。ユ━チュ━ブでもいろんな人が取り上げていて、しかもどれもが高評価なのだ。
 調べてみると隣の駅の映画館でやってる。一日一回の上映だがまだやってた。これはラッキー!見ておいでということだなと思い見に行った。フットワークは軽く、思い立ったが吉日である。
 チケットは事前予約でカ━ドで購入。シニアなので¥1300で観れる。有難いことである。年を取ることも悪く無いと思える。しかも便利な世の中になった。チケットレスでスマホをかざして楽々入館。
 普段テレビもドラマも見ないのでチャンバラ映画はいつ以来だろう?子供の頃は「赤影」の大ファンだった。若い頃に見た「蒲田行進曲」良かったな。佐藤健君の「るろうに剣心」あれは最高にカッコ良かった!始まる前からワクワクである。 
 題名がスト━リ━を表していて他になかったんかいとツッコミたくなるが、そこは御愛嬌。まず、映像が綺麗。侍が現代の京都を歩くシ━ンや撮影所内の風景の切り取り方が秀逸なのだ。普通の風景なのに、なぜか異次元に紛れ込んだような感覚になった。
 チャンバラを謳っているだけあって殺陣のシ━ンはさすがの大迫力。息を飲む美しさ。役者や監督をはじめ、この映画にかかわった人たちの熱い思いが伝わってくる。チャンバラってやっぱりカッコ良いよね。
 主人公の高坂新左衛門役の山口馬木也さん、敵役の風見恭一郎役冨家ノリマサさん、殺陣師関本役峰蘭太郎さん他、皆さん芝居も殺陣も凄い。
 東映京都撮影所全面協力だけあって衣装も鬘もパ━フェクト。一線で働いている方々のものづくりへの愛を感じました。 
 監督の安田淳一さん面白い映画をありがとうございます。笑って泣けて、心がほっこりできる映画でした。



いいなと思ったら応援しよう!