GLOBIS 学び放題の推し動画紹介「ポジティブ心理学入門」
この記事は GLOBIS 学び放題の推し動画をシェアしよう！Advent Calendar 4日目の記事です。
私はバックエンドエンジニアとして、GLOBIS 学び放題の開発に携わっています。
GLOBIS 学び放題には、日々多種多様なコンテンツが追加されており、「こんなコンテンツがあったんだ！」と驚かされることも多いです。手前味噌ながら、「学び放題」という名前にふさわしい充実したサービスだと感じています。
さて、私は心理学を趣味として学んでいます。きっかけは少しの好奇心からでした。
AIによる業務効率化が進む中で、「人にしかできない仕事とは何か」と考えた時、それは「人の気持ちに寄り添う仕事だ」と考えるようになりました。そこから、「そもそも人の気持ちって何だろう？」という疑問がわいてきました。
そんな素朴な問いから始まった心理学の学びは、予想外にも、自己理解を深め、より充実した人生を送るための貴重なヒントを数多く与えてくれています。
今回は、そんな心理学のエッセンスを学べるコンテンツを一つご紹介したいと思います。
こちらの動画です！！
こんな人におすすめ！
30代後半から40代にかけて、なんとなく幸福度が下がってきたと感じている方
科学的な根拠に基づいて、具体的な幸福度アップの方法を知りたい方
ポジティブ心理学とは
「ポジティブ心理学」という分野をご存知でしょうか？私自身も、この動画を見るまで知りませんでした。
よく耳にする「ポジティブシンキング」とは似て非なるものです。わたしなりに両者の違いを整理してみると：
ポジティブシンキングは個人の「心構え」や「マインドセット」に基づく考え方（いわば精神論のようなもの）
ポジティブ心理学は「科学的根拠」に基づいて人間の幸福を探求する学問
ポジティブ心理学の特徴は、この「科学的根拠」にありそうです。
また、従来の心理学（特に臨床心理学）では幸福感の低い状態に焦点が当たりがちだったのに対し、ポジティブ心理学は「平均以上に幸福な人の特徴」に着目します。そしてその知見を一般の人々の生活に活かすことを目指しているのです。
これがポジティブ心理学のもう一つの大きな特徴であると言えそうです。
幸福感は意図して高める必要がある
動画の説明文によると、「特に30代後半から40代にかけて幸福度が下がる」という研究結果があるそうです。確かに、私自身もその年代に差し掛かってから、なんとなく気持ちにモヤがかかるようなことが増えてきたように感じます。
この年代は自然と幸せを感じにくくなる時期なので、特に意識的に自分の幸福感を高めていく必要がありそうですね。
幸福感を高める方法
動画では、自身の幸福感を高めるための「10の習慣」が紹介されています。
そのうちの一つ「親切・貢献」について取り上げてみます。
意外なことに、毎日親切にするよりも、週に1回「親切の日」を決めて集中的に親切をする方が効果が高いそうです。おそらく、なんとなく親切な人でいるよりも、より意図的に行う方が効果があるということかもしれません（とは言え、普段から思いやりのある人でいたいものです）。
まだ実践できていませんが、実際に試してみて、後日その結果をシェアしたいと思います。（何曜日を親切の日にしようかな〜？）
残りの9つの習慣もタイトルだけご紹介します。
感謝
ポジティブな感情
没頭・集中
人間関係
意義・希望
小さな達成
体験
運動
自律性
気になるワードがあった方は、ぜひ動画をご覧ください！
どれも日常生活に取り入れやすい習慣ばかりだと感じました。しかも、すべて科学的な研究に基づいているので、実践する価値が十分にあります。
まとめ
今回は、私が興味を持っている心理学分野の動画をご紹介させていただきました。
心理学者のユングは40歳を「人生の正午」と表現しました。太陽の位置が変わり、それまで光が当たっていた部分に影が差し、影だった部分が明るくなります。この時期に気持ちの変化が訪れるのは自然なことかもしれません。この人生の転換点は、誰もが通る道のりです。
人生の午前中を歩んでいる方も、午後を歩んでいる方も、日々の習慣を通じて、自分らしい幸せを築いていきましょう。