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出会いと別れ

さっき5歳の息子hayaがベランダで、「バッタさんじゃあねー、また会おうねー。」
と言いながら、虫かごに入っていたバッタとさよならをしていました。
その光景を見て、なんとも微笑ましい気持ちというか、いい心だなー
と思ってしまいました。

「今日誰のために生きる」という本の著者SHOGENさんが確かこんな話をyoutubeでしていました。その昔日本人は自然を感じることができる民族で、鳥の鳴き声や虫の声に耳を澄ませて、季節を感じたり、心を通じ合わせたり、その音を楽しんでいたようです。今もそうだと思うのですが。
一方SHOGENさんが滞在していたアフリカの村の人たちは
鳥の音はわかるけど、虫の音は雑音にしか聞こえないというそうです。

hayaがバッタに話しかけてバイバイしてる姿を見て、そんなことを思い出しました。

心を通じ合わせていたのかな。
僕ら大人には感じることのできない何かを感じていたのかな。
よし、ちょっと聴いてみよう!

僕「haya、バッタさんまた会おうねーバイバイ」って言ったら
バッタさんは何て言ってたの?」

haya「え!まだバッタさんベランダにいるよ!」
僕「お別れが寂しいんじゃないの?」

haya「雨に濡れたくないんじゃない?」

今こんなやりとりをしてきまして、なんだか心が温かいです。



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