【デュエパーティー】実は強いカード紹介④
デュエパーティーという基本的にはカジュアルなゲームの中で、
通常の構築ではなかなか採用しないけど、デュエパーティーだと光るものがある
そんなカードを紹介していきます。
今回紹介するのは《卍月ガ・リュザーク/卍・獄・殺》です。
黒魔道具ではお馴染み、青魔導具だと最近は見かけなくなったガ・リュザーク。
デュエパーティーでは闇文明の入るデッキで大活躍しています。
デュエパーティーは
対戦相手1人に強力な妨害ができるカード
よりも
全てのプレイヤーに強い影響のあるカード
が求められるゲームです。
その状況下において、ガ・リュザークはより痛烈に効果を発揮します。
卍月 ガ・リュザーク
まず上面ですが、無月の門:絶はそこまで重要ではありません。魔道具を複数枚採用したデッキなら出せることもあるでしょう。
問題は下のアンタップ制限効果が“他プレイヤー3人に影響する”ことです。
デュエパーティーはリソースこそ正義。ループが基本的に不可能である以上、マナを加速して盤面を並べるのが勝利への最短ルートです。
でもガ・リュザークがいると、
相手は“全員”動きがゆっっっくりになります。
皆さんが想像する3倍くらい止まります。
あとは盤面を並べるなり手札を増やすなりで自分だけが勝利への道を進んでいけばイイのです。
しかし、ガ・リュザークだけでは少し力不足。
これならガイアッシュで軽減できるジウォッチの方が強い場合も多いでしょう。
このカードは、下に“卍・獄・殺”がついているおかげで採用価値が上がっているのです。
卍・獄・殺
効果は非常にシンプル、
・9マナ呪文
・全てのクリーチャーを破壊する。
・墓地にカードが合計13枚あればトリガーになる。
ここで重要なのはテキストが
“相手のクリーチャーを全て破壊する”
ではないことと、
“すべての墓地に”カードが13枚
であることです。
デュエパーティーでは、自分を巻き込む効果のほうが強力な場合が多々あります。この場合、
《インビンシブル・アビス》だと対戦相手1人のクリーチャーしか全滅できないのに対し、
《卍・獄・殺》なら4人の盤面を完全にリセットすることができます。
また、トリガーになる効果はすべての墓地を参照するので、全員の墓地にカードが2〜3枚あれば達成できてしまいます。通常の対戦に比べて非常に緩い条件でトリガー運用することが可能なのです。
闇文明が入るデッキに1枚入れてみると想像以上の活躍を見せてくれるだろうこのカード。
開発部セレクションデッキに4枚入っているので、デュエパーティーでも試してみては如何でしょうか。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
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それでは、また次の記事でお会いしましょう。