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賃貸管理の努力は見えにくい。
本日、入居申込連絡を2件受けました。
空室への入居が続々決まりだしています。例年この時期は、賃貸入居は動きが良いのはもちろんですが、いつも以上に感触がいいです。
外部環境として、コロナ禍もやっと落ち着いてきたタイミングで、外国人研修生の方や、転勤での異動ニーズが増えているように思います。そして、内部環境としても、賃貸管理担当と相談して、入居付けの型づくりを強化しています。その成果も徐々に実を結んでいそうです。
賃貸管理の管理業務はクレーム受付が主であり、感謝される業務はかなり限られます。型づくりを行った理由もこのような背景と紐づいています。戦略的に入居付けを行うことで、オーナーへの貢献感を感じられたり、オーナーにも喜んでもらえるという点で、重要な仕事だと捉えています。
管理会社の努力は見えにくい。入居付けの「型」を作りたい。
これまで、自社管理以外にも他社管理もお任せしてきた中で感じるのは、入居付けにおける「管理会社の努力」は非常に見えにくいということです。家賃がいくらで、どのくらいの空室期間で決まったのかに終始しがちです。
それが最も大事なのは言うまでもないのですが、外部環境要素もあるため、打ち手が最適なのか否かは重要な論点になります。
しかしながら、その「打ち手」について、しっかり語られることは少ないように思います。「空室期間が長いので、家賃を下げる」という発想になりがちです。なので、ここをしっかり現場で考察し、打ち手のPDCAを回せる体制を作りたいと思っています。当たり前ですが、意外とできてないケースは少なくありません。
偉そうにいいながら、自分自身、賃貸管理会社でサラリーマンをした経験はありません・・・。日々試行錯誤です。
ただ、ひとつよかったのは、サラリーマン時代に不動産広告の仕事をしてきたことは糧になってます。
例えば、空室があった場合に、
・どのような特徴があるのか、
・それが他の競合と比較してどのような位置づけか、
・どのような特徴を打ち出すべきか、
・どのような広告(販売)をすべきか
というマーケティングの基本は、広告も、賃貸管理の入居付けも、同じだからです。
徐々にこのあたりの自分の方法をメンバーにも伝えていきながら、ともにレベルアップしたいです。