ジェネレーションギャップ

看護教員の業界では特に大きい気がします。病院やある程度の規模の企業と違って毎年新人が入ってくる訳でも無ければ定年も私立大学ならありませんので、特にジェネレーションギャップの大きさを感じます。職位や人数も限られてるので世代が本当に飛び飛びなんですよね。まだそれでも優秀な人が残る業界なら良いんですが、まずは強いハートをお持ちの方や鈍感な方、或いは自分が正しいと陶酔しきれる方など能力的なところより精神的なところで振り分けがかかる気がしてます。そしてジェネレーションギャップというかそもそもの年代差があればあるほど下の世代の意見なんか通らなくなりますし、時代との隔離は進んでいくし、ましてや大学生からの支持なんか得ることはできないでしょう。動きの無い水が淀んでいくのは当然のことですし、淀んだ水にいたくない生物が多いのも仕方ないことです。でも上の立場の人からするとなんで若い人が辞めていくのだろうっていう感覚なんでしょうね。とりあえず熱心さとか正しさの押し売りをする方々が早く引退していって欲しいです。多様性なんか認めず、私の考えが正しいという方が多い業界でダイバーシティなんて言葉が流行った日には、白白過ぎて失笑すら出なかったです。もちろん、上の世代の方でも立派な方がいらっしゃるのは重々承知してますが、若い人が少ないのは上の世代の変な方々のせいだと思ってます。上が格好良ければ下は辞めないし、慢性的な人手不足なんてならない。下がついてきてくれるようなかっこいい大人になっていきたいです。

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