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採卵前のエコーよりも採卵数が少ない原因


【ご質問原文】

採卵前のエコーでは卵子が15個見えていると言われたのですが、採卵結果は5個でした…。
ここまで差があるものなのでしょうか?

【回答】

ご質問ありがとうございます。

基本的には卵胞には1個の卵子が入っています。
採卵前のエコーは、発育した卵胞数を見てカウントしているはずですが、実際の回収できる採卵数は変動します。

理由としては、エコーでは卵子が見えない点と、決定後に小卵胞が急速に育つ事があるからです。

予定個数より採卵数が少なくなる原因を特定するのは難しいですが、考えられる可能性としては

・卵胞液を吸引したけど卵子が入っていなかった
  (いわゆる空胞と呼ばれるもの)
・元のエコーで見えていた数が違っていた
・一部排卵してしまった
・卵胞液を吸引したが回収できなかった
・培養士が卵胞液から卵子を見つけられなかった
・医師の採卵技術が低かった

などが考えられます。

実際のところ、卵胞を吸引しても卵子が採れない事は珍しくないです。

もう1つ。
大きな原因として排卵指示のトリガーが効いていない」ということも考えられます。

薬剤が合っていなかったり、点鼻がうまくできていない場合などに起こります。

その場合、卵子が排卵する状態になっておらず、卵胞から剥がれずに採卵しても取れて来ない事が多いです。

今回のご質問では、15個の予定個数だったにもかかわらず、5個しか採れなかったという事ですので、「トリガーが効かなかった」という可能性は低いと考えられます。
(採卵数が0個ではないからですね)

採卵技術の上手い下手はかなり医師の技術に左右されると思っています。

とても上手い先生は処置も早く回収率も多いです。

以上です。
ご参考になれば嬉しいです。

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