胚盤胞へのバイオプシーは周産期や胎児の予後に影響する??
どうも!ぶらす室長です!
着床前診断(pre-implantation genetic test: PGT)という技術は、胚盤胞まで発育した受精卵の栄養膜細胞(TE)を5〜10個採取して、その細胞の染色体を解析して受精卵全体の染色体異常の有無を推定するという技術です。
細胞を採取する事を、バイオプシー(生検)と言います。
「採取」と簡単に言いますが、将来胎盤となる細胞を引きちぎってしまうわけです。
いくら、将来胎児になる内細胞塊には干渉しないとはいえ、受精卵にダメージがないとは言えません。
移植して無事に妊娠したとして、その予後に影響がある可能性があります。
今回は「バイオプシーをして妊娠、出産した時の予後への影響について」論文をレビューしていこうと思います。
行ってみましょう!
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