胚培養士の技術レベルと調子の話


どうも!ぶらす室長です!

メンバーシップ限定記事として、テーマについて私が勝手にいろいろ書くシリーズをやりたいと思います。

今回のテーマは「胚培養士の技術レベルと調子について」です。

ここで言うレベルというのは技術レベルの事です。

胚培養士はプロの職人集団だと私は思っていますし、自分もその1人だと思って働いています。

しかし、プロにもいろいろいます。

プロ野球選手でも、2軍の選手から大谷翔平まで様々だと思います。

胚培養士も臨床で仕事をしているんだからプロです。

でも、人間が行なっている以上、差があるのも当然とも言えるかと思います。

私は勝手に胚培養士の技術レベルをランクづけしており、それぞれ以下のように考えています。

Aランク: メジャーリーガー

Bランク: スタメン国内プロ野球選手

Cランク: 2軍国内プロ野球選手

※プロ野球選手に置き換えるのは烏滸がましい気もしますが、わかりやすさ重視でこのように例えています。実際の胚培養士は、野球選手ほど競争が厳しいわけでも、就職が難しいわけでもありません。

個人の間の技術レベル差というのは、スポーツ選手のように努力や経験、意識、センス、才能などが複合して構成されるものだと思います。

つまり、AランクとBランクの差は努力だけでは埋められないものがあると思います。

それぞれのランクをどのように決めているか書いていきます。(私の独断と偏見です)

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