キャロルの川流れ@人生は無限ループ?
ふと思い出したんです。子どもの頃、エジプトに憧れていたなぁと。いや、エジプトというか「王家の紋章」に。
ちなみにタイトル画像は「メンフィス」と検索したら出てきました。結局その後どうなったのかしら。
なんのことがわからない方へ、「王家の紋章」は、現代人の主人公キャロルが「川に流される」という行為で時空を超え、現代と古代を行き来しまくる漫画です。テルマエロマエ的なメソッドでしょうか。
そしてこの漫画は、なんと50年近くたった今も連載中とのことで…お元気さに脱帽然り。そして和久井香菜子氏がリアルサウンドブックにて、完結にまとめておられました。
現代と古代を行き来しまくり、古代のあちこちを「不思議な叡智をもつ神の娘」として狙われながらも気さくに漫遊する主人公。作中では気をつけているようですが、21世紀人、さすがに知りすぎていて古代でバグるよね 笑?
もしやiPhoneやAI的なものも「現代に潜むキャロル」がしでかしてしまった結果なのでは…なんてことすら思ったりします。
なお、エジプトに戻る際は必ずと言っていいほど体調不良になる主人公。私は当時小学生ながら「なんか…もうちょっとどうにかならんのか…」「水戸黄門だって1時間でオチがつくのに」と思ったものです。和久井氏によると連載中7回は川に流されているそう。
えっ、たったの7回????
50年間の連載でたったの7回。体感よりずっとずっと少なかったです。結局人間って「見たいようにしか、見ていない」のですね。
どんなに頑張ろうが、気をつけようが、結局川に入ってしまって元通り…。危機感ないんか?とか思ってごめんキャロル。といいつつ、7転び8起きなんて言葉もあるし、そろそろ完結するのかしら…と気になるところです。