この世に居場所などなくとも

別に良いやと思った。

電車に乗った時、乗客の8割が味方みたいに見えて、この世界に肯定的に受け入れられているという感覚を持つ。そんな時をずっと望んでいたけれど、もはやそんなこと起こるわけがないし、起こらなくて良いと思った。

ずっと観光客で、浮足立ちながら、日々是好日と生きていけば良いじゃないかと、かつての住処に舞い戻って思う。

いいなと思ったら応援しよう!

えんぴつロケット
買いたい本を買うために使います!!