宝石の街 アグアスカリエンテス州
「アグアスカリエンテス」とは直訳するとスペイン語で「湯」を意味し、州および住民はイドロカリド(hidrocálido)と呼ばれます。
1575年に都市が建設されたとき、その豊富な湯量のためにこの名がつけられたとされています。
アグアスカリエンテス州には11の自治体があり、鮮やかな祭りやワイン、チーズ、渓谷、荘厳な教会などさまざまな魅力を持つ州です。
日産自動車が1983年から操業しており、それに伴い日系の自動車部品メーカーの進出が相次ぎ、2017年10月では自動車部品メーカーを主として119社の日系企業が進出しています。
【アグアスカリエンテス(州都)】
標高1888メートルの高地に位置する都市
アグアスカリエンテスは、商工業の発展が著しい州都です。闘牛で有名な街でありながら、上質なワインの産地としても知られ、のどかでフレンドリーな雰囲気を持つ地方都市です。メキシコで2番目に小さい州ではありますが、ハイテク工場が集積する重要な商業拠点となっています。
近年の再開発により、市街地の植民地時代の建造物が美しく再生され、広々とした玄関口が特徴的な街並みが形成されています。州の人口66万人以上の大半がこの観光都市に暮らしています。
アグアスカリエンテスの歴史は1575年、チチメカ族との対立地域における前哨基地の設立にまで遡ります。メキシコシティとサカテカスを結ぶ戦略的な立地と、農業や畜産業の発展が初期の街の繁栄を支えました。
【プエブロ・マヒコ】
・カルビージョCalvillo
カルビリョ(アグアスカリエンテス州) シエラ・マドレ・オクシデンタルの一部です。ナワ族のサン・ホセ・デ・ウェフカルの集落から始まりました。
・コシオ cosìo
・エルジェノ El llano
・ヘススマリア Jesus Maria
・パべジョン Pabellon
・レアルデアシエントス Real de Asientos
・リンコンデロモス Rincòn de Romos
・サンホセデグラシア San Jose de gracia
・テペサラ Tepezala
テぺサラでは、石造りの伝統的な家屋が美しい景観を作り出しています。かつてメキシコシティとサカテカスを結ぶ「銀の道」の一部として栄え、銀や銅、宝石の採掘で賑わった歴史を今に伝えています。
・サンホセデグラシア San Jose de Gracia
・レアルデアシエントス Real de Asientos
【祭り】
サンマルコス・フェア
毎年4月後半から5月第1週にかけて、メキシコ全国でも有名なサン・マルコス祭 (Feria Nacional de San Marcos) が開催されます。1604年から続く伝統行事です。
■アクティビティ
温泉や過ごしやすい気候、ワイナリー、そして質の高い文化的な観光資源が魅力のアグアスカリエンテスに旅行しよう!