最近読んだミステリー小説『変な家』『#真相をお話しします』
先週読み終わった『変な家』今日読み終わった『#真相をお話しします』。実際は読んだのではなく、Audible(Amazonのオーディオブック)で聴いたんですけどね(耳読ってやつですね。以下は面倒なので「聞いた」ではなく「読んだ」で統一します)。
今日のnoteは、ネタバレなしでこの2冊の感想を書きます。
変な家
著者:雨穴
私はずっとこの本のことを誤解していました。本屋で平積みなってるのをよく見かけていたんですが、タイトルから変な家の間取りがたくさん紹介されているエンタメ系の本だと思っていました。だからあまり興味がわかなかったんです。しかし普段全く本を読まない家族の一人が「Audibleで聞いて面白かった」と言っていて、「この人が本を読むなんて!しかも面白いと言うなんて!」という驚きから読んでみることにしました。
読んでみたら、本当に面白かったです。続きが気になって気になって仕方がありませんでした。しかもAudibleで聞いてたからあっという間に終りました。短編集なのかと思いきや、短編集ではありませんでした。徐々に明らかになっていく変な間取りの家の真実に驚かされました。終わり方も余韻を残してくれて最高でした。
読んでから知ったのですが、もともとは動画だったみたいですね。
ミステリー小説が好きな方ぜひ読んでみてください。面白いです。おすすめ度★★★★★!
同じ著者の『変な絵』という小説もオーディブルにあったので、聞いてみようと思います。Amazonのレビューは評価高いので、きっと面白いに違いない!
#真相をお話しします
著者:結城真一郎
ヨビノリのたくみさんがYouTubeで勧めていたのを見て興味を持ちました
気にはなっていたけれども、なかなか小説を読む時間を捻出できなかったので読まずにいたのですが、Audibleでこのタイトルがあるのを見つけて聴いてみることにしました。聞いてみて第1章(Audibleはそういう表記になっている。1話目の方が自然かな?)が終わって次の話に入ったところで短編集だということに気づきました(動画内でそのことについて語っているのですが、おすすめの本のタイトルだけ概要欄で確認して、動画はほぼ観ていなかった・・・)。
確かに、たくみさんのいう通り「現代的」でした。10年後に読んだら、「古っ!」って感じるんだろうな〜。
これは話によって面白かったのと普通だったかなというものに分かれました。第1章、第2章、第5章は面白かったです。第3章、第4章は話の終わりが想像できてしまって、実際ほとんどその想像通りだったので面白さが半減してしまいました。私は特に第1章が面白いと感じました。
短編小説は、短時間で1つの話を読み終えるのがいいですよね。
短めのミステリー小説が読みたい人にはいいと思います。全てではなかったけれども面白かったです。私は読んで良かったなと思いました。もし同じ著者の短編集が他にもあるのであればまた読みたいな、と思いました。
おすすめ度★★★〜★★★★かな?
初めて小説を耳読してみたけど
実は今まで小説って耳読したことがなかったんですよね。よくオーディオブックを聞いていた頃は、読んでみたい小説がなかったですし、そもそもあまり小説を読まないので。。。
久しぶりにAudible会員になってみて(解約したり、また契約したりを繰り返している)、小説がいっぱいあることに驚きました。しかも私が気になっていた小説が何冊もある!
小説を耳読するのもいいですね。どんな漢字が使われているのかがわからないのが少し残念なポイントではありますが(例えば『#真相をお話しします』の第1章が「惨者面談」という漢字だったとは想像もつかなかった)、読む時間が捻出できない時にはホントいい。
Audibleは現在、月額1500円の聴き放題サブスクです(以前は、聴き放題じゃない時期もあった)。1500円で最近の人気書籍が聴きまくれるのはホント有難い。