【終演】#新宿コントレックスFinal
新宿コントレックスFinalが
先日、終演致しました。
まず初めに、
ご来場下さった皆様
誠にありがとうございました。
なんとなく、
「エモい」感情を頂きながら
でも、家に帰って
ちょっと荒れた部屋を眺めながら
伊右衛門茶を飲みました。
そんな千秋楽でした。
新宿シアターミラクル
シアターミラクルは
高校時代によくお笑いライブを
見に行ってました。
所謂「地下芸人ライブ」。
芸人さんの追っかけをしていて
その芸人さんに
「こんな刺激の強い地下ライブを
制服で見に来ちゃダメだよ笑」
と、言われたのを覚えています。
(実際なかなかの地下ライブでした笑)
当時はまだ小劇場に
触れたことがなかったので
数年後、自分が俳優になって
その舞台に立つ日が来るなんて
思ってもなかったですし、
ましてやその応援していた
芸人さんが私の舞台を(しかも主演)
見に来てくれるなんて
そんな「ミラクル」が起こることなんて
全く予想してなかったので
人生ってホントわからないですよね。笑
私はなかなか主演を
やらないタイプの俳優なんですけど
(個人的にはそう思ってます)
印象深い主演をやらせてもらった
#MO2019
(正式名:Magnum opus2019)
は、普段はやらせて貰えない
「人類最後の生き残り」という
シリアスめな役をやらせてもらいました。
まだまだがむしゃらに芝居に
食らいついてた時期だった上に
役のメンタル的にもしんどくて、
出番も多かったので(しかも12ステ)
マチソワ間はずっと
舞台面で寝ていたのを覚えています。
すごく楽しかったし、
「かっこいい役回りで
この役をやってるえますさんが1番好き」
と、今でも言って貰えるくらい
「バルタザール」という役は
皆様に愛される役になったので
個人的にはかなり思い入れのある作品でした。
順番は前後しますが
ヒロインの「エレナ」を演じさせていただいた
#息を止めるピノキオ 。
個人的にはこの役もとても思い入れが強く
自分の技術力の無さも痛感した作品。
主演の岡田くん初め
共演者の方にはとても助けられたし
この舞台がなかったら
悔しい思いを糧に
本格的な演技のレッスンに
通ったりもしなかったなと思ってます。
正直この舞台に関しては
必死すぎて小屋入り中の
記憶が無いんですけど笑
そして、
多くの方に「江益凛」を知ってもらう
きっかけになったいざ生徒総会の初演。
相方の古谷くんや池内さんと
遅くまで台詞合わせしたり
終演後にみんなでラーメン食べに行ったり
学園生活みたいにみんなでワイワイしながら
作品作りをしました。
今では板についた(?)
ツッコミもこの作品で初めて挑戦したし
苦戦はしたけれど
今、私が強みとして持ってる
俳優としてのパーソナリティや
技術を沢山貰った現場でした。
この作品では終演後に
びっくりするくらいたくさんの方に
声をかけて頂けて、
嬉しかったし、芝居頑張って良かったって
心から思った公演でした。
振り返ってみれば
シアターミラクルでは
個人的に分岐点となるような作品ばかり
携わっていて
そりゃ思い出深くなるよなと思った。
(あと、出演したのは
全部2019年という事実笑)
ミラクルが無くなるのは
とっても寂しいし
正直今でも信じられないけど
たくさんの感謝を伝えたいです
ありがとね、ミラクル。
アガリスク×MELTってまじ??
2018年10月。
冨坂さんにお声かけ頂いて
出演した「みんなのへや改」という
数少ない私の主演作。
この作品で平田くんとも出会いました。
私はコメディのイロハは
冨坂さん主宰の
アガリスクエンターテイメントさんに
教わったと思っていて、
この時はめちゃくちゃ苦戦したし
悔しい思いもめちゃしたし、
毎ステ靴下に穴を開けてたけど笑
今でも大好きな作品だし
冨坂さんの本に惚れた人間として
とにかくウケをとることに必死でした。
そして超楽しかった。
その後も冨坂さんとは
何作もお世話になっていたし、
だからこそ令和5年の廃刀令に
出演出来たことは飛び上がるくらいには
嬉しかった。
今でも「あれは夢だったかも?」と、
思うくらいに嬉しい笑
脚本に惚れるということは
60本近く舞台に出ていても
そうそう無いのだけれど
その中の1つとして
冨坂さんの本は大好きです。
コントレックスも生で観たし
今回上演された「賽の河原」は
アガリスクさんのコントの中でも
群を抜いて推しです。
だから今回生で見れて
テンション爆上がりでした。
そして、
前にも書いた「本に惚れる」が
久々に起こったのが
宇城くんと平田くん主宰の
不条理コントユニットMELT。
旗揚げから1年間
お世話になっているけど
毎回彼らの作るものに惚れるし
私が今まで体験してこなかった
演劇作りをしていて
毎回刺激を貰ってます。
そんな推しと推しが
遂に交わってしまったのが
「新宿コントレックスFinal」でした。
そしてその現場に
自分がいることにも驚きです。
MELTの客演として出演してましたが
楽屋にはアガリスクの方々もいて
不思議空間が拡がってるぅ!
と、個人的には面白がってました。
アガリスクの面々が
「MELTのコント面白いね!」
と言ってることにも
MELTの面々が
「アガリスクすげぇ!!!」
とド肝抜かれてる姿にも
「そうでしょ??」
と、偉そうに思ってました。
私は一体どの立場なのでしょうか。笑
大好きな人達が大好きな人達と
仲良くしてる姿って
こんなにハッピーなんだと感じたし
素敵な場所には素敵な人が
最終的には集うんだなと
よく分からない立場の人間は
ボケーッと思っていました。
MELTを呼んでくださった
アガリスクの方々には大感謝してます。
(また対バンして欲しいという
一般通過オタクの意見を添えておきます)
ちょっとだけコントのお話
今回上演した「通夜でワンチャン」
葬儀屋が脚本の宇城くんに変わり
上演されました。
初めはチューニングが難しかったのですが
やっぱり宇城くんは生みの親なので笑
俳優が久々と言えど完璧にこなしてくれて
安心して乗っかってました。
ただ、「ここをこうした方がいいかも」
と、偉そうに
宇城くんにアドバイスしていたら
それを聞いていた平田くんが
「宇城が和葉くん(初演の葬儀屋役)に
言ってたことと全く同じこと言われてる」
と、笑ってました。
「シェルター」は初演から1年ぶりで
言わばこの1年の集大成みたいなお芝居を
団長役の渋木くんがしてくれました。
1年間、MELTでは真ん中のコントを
やることが多かった渋木くんの
成長ぶりを肌で感じて
「え、1年でこんなに人って変わるの?」
「この俳優、怖いんですけど」
と、震えながら稽古してましたし、
千秋楽ではいい意味で大暴走してて
舞台上で素笑いをしてしまいました。笑
(これは良くないですね、反省)
なんやかんや、渋木くんとは
絡むことが多かったのですが
とっても努力家で
いつも彼の台本は書き込みで
真っ青になっていて
その真っ直ぐさを尊敬してました。
だから彼が就職する前に
最後にこの「シェルター」を一緒に出来て
本当に楽しかったし、
終演後に
「シェルター、
とっても楽しかったですね」と、
笑顔で私に言ってくれて
泣きそうになってしまいました。
そんな楽しい時間を共有できたのが
俳優として何よりの幸せだし、
その時は
「渋木くんが帰ってくるまでに
俳優辞めてたらごめんね」
と、言っちゃったけど
まぁ、また一緒にやるまでは
辞められないなと思いました。
なので。
辞めないから戻ってきてね。笑
最後に。
5月はほんっっとに
たくさんの現場に携わらせて頂きました。
正直体ぶっ壊れるかも?!
と、思いましたが
皆様の応援のおかげで無事に駆け抜けました。
超楽しい月間だったし
まだいけるなと思えるくらいは
全然バテてなかったです笑
これからもなんでもやるし
なんでも出来るくらいフットワーク
軽く生きていたいので
お声かけお待ちしてます笑
大好きな芝居のためなら、
そして応援してくれる
皆様を楽しませる為なら
なんでもやります、まじ。
目の前の方々が
笑顔でいてくれるような
そんな人間でありたいですね。
あーん、超楽しかった5月!!
今年はこれから何が起こるのか
まだまだ楽しみです。
まだ上半期終わってないことに
驚いちゃうくらい濃密でした。
これからも沢山の人に
楽しいをお届けできるように
頑張ろうな、私。
ありがとうございました!!!
これからもよろしくな!!!!
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