2023/11/13
前に出る事も
自分の意見を言うことも
いつの間にか出来なくなってしまって
怒られたり
バカにされたり
見下されたり
虚しくなったり
自信をなくしたり
重ねていくうちに
そんな弱い自分になってしまった。
下手になったところも増えたし
「あの頃」の私から
こぼれ落ちてしまった私は
沢山ある。
でも、あの頃よりも私は
確実に繊細になって
確実に敏感になって
確実に経験を積み重ねた。
決して目に見えるものじゃない
自分でわかったことは
私は「今」評価される人間じゃない
光を浴びる瞬間は
何年後、何十年後
下手したら消えてからかもしれない。
光を浴びる強い人たち
才能に溢れる人たちを
傍観して、比較して
悔しくて、苦しくて
逃げたくなることも沢山ある
割り切っていても
しんどいなぁと思うことの繰り返し
それでも
背中を押してくれる人がいて
応援してくれる人がいて
こんな日陰の私を
見てくれる人も沢山いる。
「期待」し続けてもらえることが
私の存在意義であり原動力だ。
私には力もない、個性もない。
でも、そんな私に力をくれるのは
紛れもなく私という人間を
認知してくれるみんな。
何者でもない私は
そんな人たちのために
存在し続ける。
光を浴びれなくても
淡々と、私は私の信念を貫くし
頑固だと言われようとも
嫌われようとも
どんなに陰が薄くても
私は、自分の信念だけは曲げない。
自分の信じる感覚を捨てたくない。
「いつか」が来なくても
「いつか」を信じて。
何者でもなくても
光を浴びれなくても
賞賛されなくても
世界が振り返ってくれなくても
私は紛れもなく「俳優」で
俳優である誇りを捨てない。
私を知ってくれる人が
応援してくれる人が
信じてくれる人がいる限り
私は私であり続けるし
どんな運命だって受け入れる。
それくらいの覚悟を持って
私は「俳優」をやっているのだから。
まだまだ挫けられるなら
まだまだ私は闘える。
俳優は最高だし
私は俳優だ。
絶てぇ負けねえぞ。