どうでもいい人との会話の中でも質問してしまう癖はなぜなのか?
会話の中で相手に質問をする。
コミュニケーションには大切な要素だ。
ただ私の場合は、
私からは質問をするが、相手から質問をされることが
あまりないことに気づいた。
別にインタビューでもないんだから、質問する必要はないのに、
どうでもいい会話でさえ質問し、常に相手のターンで会話がなりたってしまうのが最近ほんとに嫌になった。
私が通っているジムでほぼ毎回会う、60代くらいの男性がいる。
そのジムはいつ行っても空いてて必然と顔見知りになるので
会うと会釈や軽い挨拶程度で済ませていたのだが、最近話しかけられるようになってきた。
そして向こうから話しかけてるのに、
気がづくと私から質問して相手が話し続けるパターンが起きてしまっている。
男性も気をよくしてか?頻繁に話しかけてくるようになった。
正直、興味はないし、どうでもいい会話である。
私がついつい質問してしまうのは職業病みたいなもので、もう無意識の域である。
相手の返答なんて聴いてるようで聴いてないし、会話の内容なんて後になっても覚えていない。
会話はキャッチボールだ。
でも私の場合は、ピッチングマシーンのように私がボールを投げるだけの会話になってしまう。
ボールを投げ続けることは、大なり小なり「私はあなたに興味があります」というサインを送ってしまうようなものだと思う。
危険を孕む行為だ。
仕事や私にとってメリットのある会話ならこれは役立つかもしれない。
でも本当にもうやめたい癖である。
けれども、なぜ私は些細な会話の中でも質問してしまうのだろう?
と考えるとやっぱり見えてくるものがある。
私の場合は「いい人」に思われたいのだ
「いい人」に思われるチャンスをけっして見逃さない。
メリットで考えると、やっぱりあるのだ。
たとえ、どうでもいい人。どうでもいい会話。どうでもいい関係性の中でも
少しでもいい人に思われようとする。
これこそが本丸の「癖」なのだろう。
自分を紐解いていくとほぼ100%このパターンが出てくる。
でも、結局「いい人」ってなんだろう?
そこから深掘りしないといけないのかもしれない。