学校推薦型選抜入試って何? その③
皆さん、こんにちは。少し暖かさの感じられる一日になりそうですね。
前回は、学校推薦型選抜入試において重要な「評定平均値」についてまとめました。
今回は前回の補足として、評定平均値以外でいっておきたいポイントと、学校推薦型選抜入試が向いている生徒さんの特徴、「専願」と「併願」の違いをまとめてみます。
■学校推薦型選抜入試のその他の特徴
①国立大は原則として公募制がメインとなる場合が多い。
②しかしその一方で、国公立大に共通した特徴として、「県内・市内の高校限定」という条件付きの推薦も目立つ。
③国公立大・私立大を問わず、指定校制を実施する大学・学部は確実に増えていると言えるが、まだまだ募集人数は少ないのが現状。
■学校推薦型選抜入試が向いている生徒さん
前回のnoteにまとめましたが、公募制も指定校制も一番のカギは「評定平均値」です。
これは、一年次から三年次の前半までの学習成績の結果です。つまり、高校に入学してからコツコツと真面目に努力を積み重ねてきた結果と言えます。
早くから明確な目標を持ち、学習だけでなく課外活動や習い事、その他自分の興味のある事柄に積極的に取り組んできた生徒さんには非常に向いている制度なのです。
もちろん、地道な努力は厭わないけれど、共通テストの一発勝負が不安だ…と感じている生徒さんにもオススメです。
■「専願」と「併願」の違い
指定校型推薦入試においては「専願」かどうかに注意が必要です。
「専願」とは、その大学にしか出願できず、合格した場合は必ず入学する(入学辞退が認められない)というものです。
一方、「併願」とは複数の大学を受験でき、たとえ合格したとしてもそれを辞退することが可能です。
特に指定校制の場合、原則として「専願」である点に気をつけましょう。
次回は、ここ数年増えている「帰国生入試」についてまとめます。
※大学入試共通テストまで
15日
しっかり休憩をとりつつ、目の前のことを淡々と(^_-)