不妊治療#2 治療を開始すること、思いの外高いハードル
今日は、不妊治療クリニックに通院し始めた時のことを書きます。
一般的に、1年以上仲良しを続けても不妊の場合は不妊といいます。
病院に通う前は、自然にいつか授かるだろうという考えから、私は不妊なんだ、という不安に変わってきている時期でした。
ただ、婦人科は子宮頸がん検査の時にしか行ったことがない私にとって、通院開始はなかなか覚悟がいるものでした。不妊治療で通院することに抵抗がある方は、少なからずいらっしゃると考えています。
加えて、自分の中で通う覚悟をしたとしても、その外にもハードルがあると思います。
1) 夫の説得:私はここが一番難関でした。何度も言い争い、何度も泣いた。
2) クリニックの選択:数多くある病院のどれを選べばよいのかわからない。。googleの評価も高評価と低評価で書かれている内容が真逆。。
3) 治療方針の選択:タイミング法、人工授精、体外受精(顕微授精)。段階だけでなくより自然に近い方法をとるのか、薬による刺激を多く与えるのか、など。
私の場合は、そろそろ病院に行かないと…という焦りもあったので夫に「行くことにしようと思う」と行く前提で相談し、知人が通っていた産婦人科にまずお世話になることにしました。
行ってみると、こんなに多くの人が同じ悩みを抱えているんだ・・・!というほど混んでいて、周りの友人から不妊治療の話を聞かないのが噓のように思えました。
1人で抱え込んでいるより、その場に多くの同じ辛い思いをする人がいて、頑張っているのを知ることで、病院に通う抵抗感が自然となくなっていきました(視野が広がった!!)。
今振り返って思うのは、クリニックや治療方針は、まずやってみて合わなかったら変えていく、というのが実は早いのではないかと思います。不妊治療は専門用語が多く、初めての際にはわからないことばかりです。病院でもこんなに治療費高いの?とかこんなに待ち時間あるの?という驚きもたくさんあります。
自分が納得していることが一番なので、やってみて、考えて、合うものを探す。その間にだんだん用語や方針がわかってきて、選びやすくなる、という風に考えています(私も今まだ探している最中ですが!)。
私もまだ病院通いで、探り探りの身ですが、この経験をもとに少しでも同じ悩みを持つ人の役に立ちたいと思います。