生きることは、他者の犠牲の上にある。
今、ある本を読んでいます。
10年以上前に発刊された本なので、
もう内容は廃れているのかなと思っていたんですが、
読み始めたら、
普遍的な内容ばかりで、
考えされられるものばかりでした。
今、私たちが生きているのは、食事をとることで、生命が維持されています。
この当たり前のことなのですが、この食事に提供されているものを見つめると、たどりつくことがあります。
それは、動植物の命を奪って、私たちは生かせてもらっているという事実。
そんなの知っているよ、と思うでしょう。
日頃から食べている、鶏肉や豚肉、牛肉など、
どのようにして食卓に並ぶまでに至るのでしょうか。
動物たちが〆られている場面や映像を見たことがありますか。
私は、たまにFacebookに流れてきて見ることがあります。
とても怖いことをしている。
目をそむけたくなる。
でも、そうしないと、私たちが生きることはできないのです。
そうすると、初めて、
自分たちが持つ、
命の重さ、大切さに気が付くと思うんです。
植物も同様だとは思いますが、
動物のほうが、より愛らしさもある分、
私たちが彼らに行っていることの重大さがわかるでしょう。
動物たちだって、生まれたからには生きたいと思うはず。
捕まらないように、必死に逃げたり、
身を守るために攻撃したりする。
私たちも、逆の立場であったら、同じことをするでしょう。
そんな彼らの、
生きたいと思う彼らの命をいただいて、
私たちは、生きることができている。
食べ物に感謝をしつつ、
彼らの分まで、
私たちは、精いっぱい生きる責任があるように思えます。
上記は、以下の本の中のほんの一節を読んで、
私が感じたことを記したものです。
タイトル:超思考
著者:北野武
考えさせられるテーマがたくさん詰まっています。
安いKindle版もあります。
一度、読んでみてはいかがでしょうか。
→超思考