見出し画像

瀬田凛、静岡を背負ってUNIZONEへ正式参戦!!!

※サムネイル画像は当チームHPからお借りしました。


はじめに


 こんにちは!eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS マネージャーの菊地です!

 自己紹介の記事投稿へのスキ!数が多くてちょっとびっくりしています。びっくりしたのと同じくらいモチベーションにもなっています。

  そしてチーム紹介記事の構想やら何やらを練り練りしています。そんな折に、当チームの監督の瀬田 凛から激アツな報告が来たので急遽筆を執った次第です。

 瀬田凛、UNIZONE参戦!

 当チームで監督を務めている瀬田君がJAF公認e-スポーツ大会の「UNIZONE」に「遠州ハママツモータース」様から出場する運びとなりました!


UNIZONEとはなんぞや?

 いきなり「UNIZONE出場!めでてえ!」と叫んでもなんの話をしているのかわからんわ!という方が大半でしょう。確かに、その一言で終わるならXにポストをひとつ投げれば終わる話です。

 端的に言えば、iRacingを用いた国内最高峰e-モータースポーツイベントに当チームの監督が出場するという話です。「お前この前の記事でも最高峰とか何とか言ってなかったか?」と脳内の私がツッコミを入れてきますね。JeGTがグランツーリスモの国内最高峰イベントならば、こちらはiRacingの最高峰です。

 要は国内最速をかけたガチンコ勝負です。

 少し話が長くなりそうなので先に公式サイトを貼っておきましょう。

 マネージャー目線から見るJeGTとの大きな差異は、相対的に選手としての参加ハードルにあります。

 JeGTにもJDSと称されるオーディションのようなものがあり、そこで一定以上の基準が満たされたプレイヤーが認定ドライバーとしてドラフト会議での被指名権を得られます。そこでエントラントとして出場するチームに指名されたり、誘われてチームに参加することで晴れてドライバーとしての出走が可能になるのです。

 このドラフトのシステムが競争の全体の流れを不確定要素を孕む変数として作用することで、また大きな変化を生み出します。

 ドライバーのコース上の速さや各チームのカルチャーフィットへのスムーズさ等、マネージャー目線で語れることも多い魅力的なシステムなのです。ただ、ここをあんま掘り下げても話が進まないので次に行きましょう。ここの話に着目した記事も出してみたいものです。

 このUNIZONEという大会にも、選手としての参加申請に当たって条件が付されています。

① 「iRacing」のレーティングシステム「iRating」を4,000 以上保有していること

② JAF が定める「国際B 級ライセンス」以上のライセンスを保有していること

UNIZONE公式HP「UNIZONEライセンス取得用事前申請フォーム」【技能要件】

 さっくり言えば、iRacingにある程度精通しているか、スーパーフォーミュラやスーパーGTに参戦可能なライセンスを持っていること、つまり実車の世界においてプロレーサーとしてのスキルを持つドライバーでないと参加は認められないということです。

 つまり、JeGTにおけるJDSと比べて要件クリアに必要とされるレベルが比較にならないほど高いということです。

 GT7とiRacingの差異を起点とした立ち位置の違いなど、ここも掘り下げると奥が深いのですが、とりあえず今は「瀬田君がプロレーサー並の要求水準をクリアしてトップレベルの大会の入口に立った」と認識していただければOKです。

 iRatingをこの水準まで上げることも瀬田くん曰く簡単なことではないそうです。ここの難しさや楽しさに関しては、どこかで瀬田くんが記事書いてくれないかなと勝手に思っていたりします。

リアルとバーチャルを繋ぐ漢の新たな戦い

 細かい部分は後々投稿を予定している彼の紹介記事で書きますが、瀬田くんはe-モータースポーツの活動として当チームの監督を務める傍ら、マツダさんのプロジェクト、「チャレンジプログラム ~バーチャルからリアルへの道~」への参加を通し、実車のレースにも精力的に参加しています。

 そんな彼が新たなe-モータースポーツの可能性を背負い、戦いに挑みます。彼の走りは、e-モータースポーツの世界に対して、またひとつ新しい可能性を示すことでしょう。マネージャーとして、友人として、その姿を全力で応援したい次第です。

 チーム戦という形で戦う以上、勝利のために求められるのはドライバー各個人のスピードだけではありません。互いの実力を高め合うことができるか、メンバー間の厚い信頼関係を構築できるかという面も含めて、ある種の総合力を求められる勝負になってくると予想しています。

 瀬田君はドライバーとしての実力のみならず、全体の状況を俯瞰して場をまとめる能力にも非常に長けています。つまり、必要なことを無駄やハレーションを発生させずに的確に伝える能力に優れているということです。

 彼のリーダーシップが遠州ハママツモータース様の勝利に貢献できることを、願って止みません。

 彼の勤務先であるヤマハ発動機のニュースレターに、UNIZONE参戦に当たっての記事があります。ご一読いただければと思います。

 また、去る1月24日に遠州ハママツモータース様のチームアンバサダーとしてプロレーサーの脇坂寿一氏が就任することが発表されました。2/2のプレシーズンマッチの際にお披露目発表となるようです。こちらも見逃せません。


観戦しながら美味いビールが飲み放題らしい

 UNIZONEではHOME to HOMEという形式で、オンラインを通して各エントラントが各拠点から参戦という形式が取られています。

 今回の2月2日に行われるプレシーズンマッチにおいて、遠州ハママツモータース様は浜松市の地ビールレストラン「マイン・シュロス」様からの参戦になります。

 チーム体制の発表やトークショーなど、面白そうなイベント目白押しなので、ご近所の方や当日スケジュール空いている方は是非とも行ってみてください。

 個人的にとても強く目を引いたのが、この飲み放題という部分。

 飲み放題3000円いえーーーい!!という話だけではありません。確かにいえーーーい!!なんですけども。

今回UNIZONEプレシーズンマッチにおける遠州ハママツモータース様の拠点となるマイン・シュロス様のHPはこちらになります。

  そう、恐らく今回の飲み放題は地ビールの飲み放題。しかもこのお店、醸造設備を自前で持っている自家醸造のビールなのです。出来たての新鮮なビールの味をご存知の方なら、それが飲み放題ということがとても素敵なことが伝わることでしょう。

なかなか巡り会えるものではございません。この体験だけでもレア度の高いものでしょう。ビールが好きならまず損は無い企画です。

 こちらがドリンクメニューになります。グッと飲むあっさりビールから、ゆっくりと愉しめる黒ビールまで、攻守共に一切隙のないラインナップです。

むすびに

 以上、瀬田監督のUNIZONE参戦テコ入れ発表記事となります。

 グランツーリスモも競技レベルでクルマを速く走らせるというのは大概難しいのですが、iRacingはまたベクトルの異なる難しさがあります。よりリアルさを追求するため、タイヤの内圧や表面温度がフレキシブルに変わったり、エアロの破損で空力特性が変わって乗り味がガラッと変わってしまったりと、その複雑さを語る話には事欠きません。

 刻々と変化するマシンとレースの状況に応じて、常に最適な動きをするドライビングスキルが求められます。その難しさに真正面から立ち向かい、勝利を目指していくのが遠州ハママツモータース様のドライバーの皆様であり、瀬田君なのです。

 彼は1/27に静岡県は磐田市のららぽーとで行われたGT7の大会、REDEEカップで優勝してきました。

 本人曰くiRacingの練習でGT7の感覚は抜け気味だったのですが、レース中に感覚が戻ってきたとのことでした。恐らく、iRacingの感覚もまたすぐに呼び戻せるのでしょう。このタイトルを跨いだ切り替えの早さも、プロたる所以です。

 瀬田君と遠州ハママツモータースのドライバー陣への私からの最大限のエールを込めて、この記事の締めくくりとします。


いいなと思ったら応援しよう!