粋は生きる道しるべ
【粋は生きる道しるべ】
朝目覚めた時に「ありがとう」と思えているだろうか?
目を覚ますこと起きれることは当たり前ではないのだ。
心臓が動き鼓動を刻んでくれていたから。
寝ている間にも身体は動いてくれている。
そして、明日へと繋いでくれている。
目覚めなければ明日は来ないのだ。
まずは自分の身体に感謝する。
「ありがとう」と。
今あるこの身体という器は借り物でいつかお返しするもの。
だから返すまでの間できるだけ綺麗にしておく。
大切に大事に扱う。
「自分のもの」と思うと当たり前になったり雑になったりしていくことはよくあること。
他人に対しても境界線を超えて我がモノと思い始めれば我儘が現れてくる。
死んでしまえば何も持っていくことも残すこともできないと思っていた。
何なら何も残したくないとも思っていた。
忘れてくれるぐらいでちょうどいいと。
お墓に入りたいとも思っていない。
死んでからも残る人に面倒をかけるのはごめんだとすら思っている節はある。
ただ残された人からしたらどうだろうか?
関わった以上は何かが残る。
忘れることがないことも。ふっと思い出すことも。
それは生きている時だって一緒で、
生き方や姿勢は誰かの心に残ったり影響しあって生きている。
時にその姿勢が誰かの生死にだって関わることもある。
何も残せないと思っていたけれど、
この世に生を受けた以上は何かが残る。
生きていた時の生き方や姿勢は残るだろうし楽しみを持っていけるのだと。
それは帯津良一さん×稲垣沙織さんの「粋な生き方」の話を聴いて感じた。
そして、二人のイキイキとした姿勢からも。
ちょっと眩しいくらいだった。
そんな、お二人も最初から粋な生き方をできていたわけではなく、誰かの影響を受けたり死と直面する中で今がある。
そして、「粋な生き方」を通じてその姿勢や生き方が伝わり周りの人に変化を与えている。
その一人が今回このトークイベントを主催したたかのあやこちゃん。
お二人に出会い大きな変化をしていることを目の当たりにしている。
きっとこのトークイベントをすることも勇気がいることだったでしょう。
ただ、これもあやこちゃんでなければなし得なかったことでもあると感じています。
そして、私はあやこちゃんが主催だったので、この話を聴きに行こうと足を運び、話を聴けて大切なことに気づかせてもらいました。
まずは整えること。
心を整え、余白をつくる。
自分と繋がり本来の姿に戻す。
自分が喜ぶことをする。
そして、才能を磨いていく。
この世だけでなくあの世への楽しみを持って生きる。
心をひとつにする寄り添い合う。
内にダイナミズム、外にダンディズム。
自分が好きなものを好きと言える。
ぜんぶを一番を追求しない。
挫折は粋。
「心のトキメキのチャンスは逃さない」
「人生のしあわせは後半にあり」
という帯津先生の言葉が深く残った。
粋な生き方に触れ、粋を取り入れていきたいと感じました。
素敵な機会をありがとうございました!