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軽快さと快適性を兼ね備えた驚きの一台 ヴァンヤールプロ インプレッション VANYAR PRO


自己紹介

 
曽根田仁 


所属 実業団チーム TeamUkyoReve チーム右京レーブ 拠点広島

実績
2024 BCF鹿屋・肝付ロードレースE1 2位
2024 JBCF志布志クリテリウムE1 9位



使用機材


ヴァンヤールプロ
これはチーム右京レブのチームバイクです。チームロゴが入った特別デザインになります。2024年はすべてこのバイクを使用しています。

使用期間
約9か月12000キロ使用

オロメ ヴァラール TH50D 
50mmハイトの軽量カーボンホイールです

【初めての乗車で感じた驚きの軽さと反応性】


このヴァンヤールプロに初めて乗った瞬間、その軽快さに驚かされました。ペダルを踏み出した瞬間から、驚くほど軽く、そして鋭い反応を感じられます。まるで自転車が自分の意思を先読みしているかのようです。

そして、一度スピードに乗ると、まるで風を切り裂くように前へ前へとどんどん進んでいくイメージです。この感覚は、まさに「走る喜び」そのものです。

【長距離ライドでも疲れ知らず】


フレームはやや硬めに設計されていますが、それが逆に利点となっています。硬すぎて乗り心地が悪いということはなく、むしろ路面からの振動をうまく分散してくれます。
これにより、長距離ライドでも振動による疲労を感じにくく、快適に走り続けることができます。まさに、ロングライド愛好家にとっての理想的な一台と言えるでしょう。

レースからサイクリングまで、幅広いシーンで活躍
レースシーンでは、このバイクの真価が発揮されます。特にコーナーからの立ち上がりの反応性は秀逸で、低速からでもしっかりとスピードを出すことができます。

一方で、普段のサイクリングでも、その特性は大いに活きてきます。巡航スピードを維持しやすいため、長時間のライドでも快適に走り続けることができます。

意外な発見:リラックスこそがスピードの秘訣


自転車を速く進めたいと思うと、どうしても前傾姿勢になりがちです。しかし、意外にもしっかりとサドルに座り、体全体でリラックスして踏む方が効果的だということに気づきました。

この姿勢を保つことで、体への負担が軽減され、結果的により高いスピードを維持できるのです。これは、この自転車との出会いで得た、私にとって大きな発見でした。

左 E1 鈴木日高選手 右 E1 曽根田仁選手

総評:多様なニーズに応える、オールラウンダーな一台


ヴァンヤールプロは、その軽快な走りと快適な乗り心地で、初心者からベテランまで幅広いライダーを満足させる一台だと思います。レース、ロングライド、日常的なサイクリングと、どんなシーンでも高いパフォーマンスを発揮してくれます。

自転車との一体感を味わいたい方、そして「走る喜び」を再発見したい方に、自信を持っておすすめできる素晴らしいバイクです。

※掲載写真はご本人様からご提供いただいたものです。もし不備や問題がございましたら、お手数ですがご連絡いただけますようお願いいたします。

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