コミックマーケット97
2019.12.31に開催されたコミックマーケット97に参加しました。当スペースまで足を運びいただいた皆様には感謝を申し上げます。前日とはうってかわって晴天に恵まれて良かったです。
何をいまさらという話ですが、書いたまま投稿せずに放置していたのです。
今回新譜として、「幻視のカナリア」は、以前のnoteにも書いたように、これまでに発表した曲のうち、いくつかの曲を集めてミックスを新たに施したコレクションアルバムになっています。収録されている10曲の歌詞に描かれている世界を、リスナーの想像力によってつなぎ合わせることで、一つの世界が見えてくるように曲を選んでいます。
聴く人の想像の仕方や曲の順番によっても見えてくる世界は違うと思います。見えてこないのであれば、別の曲とつなぎ合わせてもらえれば見えてくることもあるでしょう。
別に見えてこなくても、それはそれでいいです。
昔のプログレッシブロックほど難解な歌詞ではないつもりなので、なにかしらを感じてもらえれば、まずまず成功と言えます。
今回のアルバムではイラストを小鳥遊ナイさんに描いてもらいました(ちなみに仲介してくれたのはemotionaryhmの下地鶏さんです)。既に再ミックスが完了していた曲を聴いてもらって、イメージと裏にあるテーマのようなものを説明させていただき、その結果があのジャケットです。抽象的なところと具象的なところとが非常にいい塩梅で、こちらの意図を十分に汲み取っていただけた、素晴らしいジャケットになっています。
ジャケットの出来栄えを上げるためにも、と思い今回は初めてジャケット印刷、盤面印刷、CD焼きを外注しました。それ故、今作はELSINOLAにしては製作費がかかっています。回収ができるか心配ですので、皆様是非ともお買い上げください。
というわけで、次はM3春が3月にありますので、そちらでお会いしましょう。何事もなければアンビエントかインストゥルメンタルの再構成アルバムが出るはずです。
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