【スプリンターズS2024】登録馬を見ての考察
9/29(日)に行われるスプリンターズSの登録馬が発表されました。
登録馬は以下の18頭。
スプリンターズSで問われる能力は、非凡な先行力。
一線級のスプリンターが揃った中でも先行できるスピード能力が必要です。
かつ、現在の中山は過去に類を見ないレベルの高速馬場で例年以上に内枠・先行馬が恵まれると予想しています。
枠順で序列は前後させる必要はありますが、今年の出走馬で上位に取るべきと思う馬はサトノレーヴ、ママコチャ、マッドクール、ビクターザウィナー、ウイングレイテストの5頭。
うち最初に挙げた4頭は実績からも人気を集めそう。ウイングレイテストに関しては近2走59kgを背負って重賞で好走しており、先行力も十分、血統・実績から中山替わりでさらにパフォーマンスを上げてきそうなイメージで、人気もそこそこに落ち着くと思っているので現状の本命候補とします。
なおその他の4頭についてはサトノレーヴ、ママコチャ>マッドクール、ビクターの順で評価しています。
サトノレーヴ:前走が強烈な勝ち方。プラス16kgでの出走も全く危なげない勝ちっぷりは馬自身の成長によるものだと思う。本番はさらに仕上げてきそう。高速中山での実績もあり不安要素がほぼない。鞍上がレーンであれば万全。
ママコチャ:前走57kgでの出走も外枠からダッシュを効かせて好位に付けて早め先頭。夏馬らしく調子を上げてきて本来の能力が発揮されてきた印象。トウシンマカオには差されたが、本番は斤量2kg差で先行有利の中山のため問題なし。
マッドクール:前回のスプリンターズS、高松宮記念ともに騎乗がハマった印象があり、能力だけで見れば上記2頭に若干劣る印象。ただ、操縦性の高さは強みでもあり、鞍上の坂井も先行させれば日本トップクラスの騎手。軽視はできない。
ビクターザウィナー:恐らくは逃げる馬。前走は案外も、高松宮記念では直線外に出さなければ勝ち負けしていたと思う。香港の洋芝と高松宮記念での重馬場しか経験していないので、高速中山でどうかは走ってみないことには分からないが、逃げ馬というだけで抑える必要あり。
9/22追記
気になる馬を見つけたので1頭追加。
ヴェントヴォーチェ:中山芝1200mの持ち時計1位。現在の高速馬場に合いそう。春雷Sの内容を見る限り差し一辺倒という訳でもなく、内枠を引ければ先行もできそう。ルメールが乗った場合は2戦2勝。約1年半の長期休養明けなので、調整次第ではあるが一発あってもおかしくないのでは。
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