キャンペーンの振り返り
お久しぶりです、Elselです。
今年の3月に開催した、ロゴデザインキャンペーンの振り返りをやっていきます。
みんながこういう振り返りをやってくれたらうれしいな...という思いを込めて書きます。
自分用の備忘録的な側面が強いので、少々読みにくいかもしれません。
ご了承ください。
キャンペーンの概要について
このキャンペーンは、Vtuberさんの動画・普段のツイート等といった要素からフィーリングでロゴをデザインする、という内容のものです。
とにかく取っ掛かりのハードルを低くするため、「RTとフォロー」という条件にしています。
フィーリングでロゴを作り終えたらTwitter上で公開し、DMにてお知らせ、ご購入されるかどうかは応募者さまが決定する、という流れです。
開催への懸念
ロゴ自体、おしゃれなものであればいいだとか、デザイン的に優れていればいいだとかいうものではないので、このようなキャンペーンをやるかどうかは非常に悩みました。
本人にヒアリングをして、きちんと本人の意思や想いを反映してこそのロゴだと考えるので、一方的にこれ!というのは果たしてどうなのか...と。
考えた結果、対象がVtuberさんなら本人の意思等をロゴに内包させることが可能という結論に至りました。
理由は、
・YouTubeやTwitter等、誰でも見られる場所で個性を発信している
・活動への思いやファンの声も可視化されていることが多い
ことがあげられます。【他者からの視点】【本人の意思】が可視化されているからこそこのようなキャンペーンが可能でした。
ねらい
ターゲットは、依頼の仕方や納品されるまでの流れがわからない、そもそも気に入ったものができるのかわからない...といった不安を持つ方です。
失礼な対応をしてしまわないか不安、自分から声をかけづらいという声を度々見かけ、一度でもやりとりをしてもらうことで、依頼をすることへの恐怖心や不安感をやわらげることができればなと考えました。
...という理由もありますが、実際はこちらからアタックする機会が欲しかったことが大きいです。
加えて、ツイートですべて公開するため、たとえその作品が買われなかったとしても自身の制作物の例になります。自身の技量や作風を知ってもらう機会をつくるねらいも大きくありました。
参加条件について
制作をするのにも関わらず、応募がRTとフォローという簡単なものでいいのかという疑念はありましたが、今回は”とにかく作る””応募してもらう”ことに焦点をあて、「RTとフォロー」という条件になりました。
この決定には、以前のキャンペーンでRT/フォローに加えてリプライを条件としたところ、想定の数より少ない人数の応募に終わってしまった背景があります。
そのキャンペーンは、無料でデザインを行うといういわば本キャンペーンより良い条件のものだったので、同じアイコン等抽選系のツイートで回ってくるようなRT数をされるだろうと踏んでいたのですが、結果は応募2件に終わりました。認識がとても甘かったです。
当時の状況を推察して、以前のキャンペーンは【知名度不足】【実績不足】といった理由から伸び悩んだのではないかと考えました。
そこで、いやらしい話ではございますが、応募してもらうために足りない【知名度】【実績】を、応募条件のハードルを下げることで満たしました。
成果について
結果は応募総数30件でした。その内、確認のDMのご返信がなかったり、辞めてしまわれたりといった方もいらっしゃったので、現時点では20件超の作品公開が可能となりました。(購入件数ではありません。)
ツイートのインプレッションはこんな感じです。
個人的な判断ですが、今回はとにかく知ってもらう、見てもらうことが目的のキャンペーンでしたので、数字の部分では成功に近い成果がおさめられたと考えています。
あくまでもRT/フォローの段階では購入するという契約をしておらず、制作したロゴのツイートは、「○○さんにロゴがあるならこんな感じ」といったいわば作品発表のニュアンスです。
買いたい!と思ったら買えるしそうでなくても自身の客観的イメージを知る機会になる、というキャンペーンの性質がより気軽に応募できた理由なのではないかなと考えています。
それ以外にも、新たにできた縁も多く、公開後もお話をさせてもらっている方もいらっしゃるので、数字以外にも得られたものがたくさんありました。
反省点
・とにかく時間がかかりすぎた。
・応募者にとって納期等不確定な要素が多くあった。
大きくこの二点です。最長6か月~7か月ほどお待ちいただいた方もいらっしゃいました。
自身の活動と並行していたり、本業に時間をとられたり、制作ができない状態にあったりし、ひと月に公開する件数のむらが非常にひどい状況でした。
一度にたくさんの件数を抱えた際の自身の見込みの甘さや、何か月先のスケジュールを見通す力が弱いなと痛感しました。
長らくお待ちいただいたのにもかかわらず、お知らせをこころよく迎えてくださった応募者の方々には本当に頭が上がりません。
次回、同じ内容のものをやる際には、
・見通しをきちんと立てる
・応募者数をセーブ/または期間を小分けにするなどの工夫をし、納期が大まかにでも伝えられるようにする
といったことが必要です。とってもとっても当たり前ですが...
この反省を活かし、今後も需要にこたえつつもキャパオーバーにならないような工夫をしていきます。
...めちゃくちゃ長文になってしまった...
いやそんなん当たり前やん!と思わず突っ込みたくなるような内容でしたが、何卒ご容赦いただければ幸いです。
これからも成長していきますので、見守りながらもこら!と思ったらガンガンお叱りいただき、育成ゲームのような感じで1クリエイターElselを応援してください..........(????)
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました!
このキャンペーン内で制作したロゴについても、近々まとめられればなと思います。
今回のものとは毛色が違いますが、新しいキャンペーンをはじめたのでRT等ご支援いただければ嬉しいです。
つょつょギャルになるためにデザイン・ クリエイティブ関連のお勉強や環境構築に充てさせてもらいます……😭😭