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シンガポール下の島々調査記2話目(調査スタッフの日記 Part4)

これは、とあるスタッフの日記を抜粋したものである。
シンガポールの南に位置するインドネシアの島々を回った時の、とある1日の日記2話目。
1話目はこちら
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シンガポールの南方にシンケップ島がある。(1話目のリンガ島の南)

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島の北から西まで車で一時間くらい走り、マロックトゥアという村に行った。川の手前で「ここまでしか車入れないから」と、村の手前で降ろされ、その先にある長い木造の橋を歩いて渡る。

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とある民家の前で、現地コーディネーターのジャマールが「○○さん、まだいる?」と声をかけ、もうその方は亡くなっていたので娘さんを呼んでもらった。娘さんはジャマールに「10年前に来たんだけど、覚えてるかな?覚えてないよね。ところで、今日泊まっていい?」と言われ、そんなこと急に言われて、戸惑いながらも泊まらせてくれた。なんだかテレビ番組みたいな展開。
結局、10年前の出来事を知ってる人は沢山の家族、隣人の中で2人だけだった。

泊まらせてもらった民家が、水上家屋で、“水上の家で過ごすってどんな感じなんだろう?”って、ずっと気になってたから、やっと体験できることに。

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通路やベランダは隙間があったり朽ちてるとこがあるけど、部屋の中はさすがに普通の床になっていて、不自由なかった。水の上に浮いてるわけじゃないからほぼ揺れない。
家のすぐ下に沢山魚もいるので、「魚とってくる」と言って、5分もしないで夕飯用の魚とってくる。トイレが垂れ流しだから、若干、「その魚大丈夫?」ってなったけど、川と海の大きな流れがある場所だから、まぁ問題ないかなぁと(希望)。人もそんなに多くないし。

ちなみにこの家は築10年。「水の中に家建てるのは簡単だよ!柱を立てて揺らすと土の中に入っていくから、それで簡単に建てれる!」とのことでした。
この翌日、村の沖にある、“沢山の石があって美しい”という二つの島で、ウミガメの調査します。

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番外編:
帰りは、村の手前までバイクで送ってもらいました。長い木造の橋をバイクで走るのは、爽快でした。

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