美術展まとめ_2020
*2020年12月17日にTumblrで掲載したものを再掲載した記事です。
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2020年も終りが近づいてきたので、せっかくだから今年行った大きめな美術展について簡単に記録しようと思います。
今年はコロナの影響で美術館が閉館していたり、楽しみにしていた展覧会が延期になったりと、ヤレヤレな1年でしたが、今年行った展示を挙げてみたら、それなりに行っていました(よかったね!)。今まで美術展といえば「私は芋か?」ってくらいに芋洗い状態だったけど、コロナの影響で日付時間指定式が増えたおかげで、余裕のある空間で作品の鑑賞に集中できました。新しい様式、ニューノーマル、私は割と好きです。
さて、行った展示の内お気に入りだったものについて、3つの記事に分けてざっくりとした記録を書きました。各展覧会について、【全体】、【一番推しの作品】、【おまけ】という構成です。各記事には以下の「記事はこちら」で飛べるはず。空き時間などで思い出した時にでも読んでくだされば嬉しいです。
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ロンドン・ナショナル・ギャラリー展
ピーター・ドイグ展
KING&QUEEN展
上の3つに関する記事はこちら①
オラファー・エリアソン展
トランスレーションズ展
上の2つに関する記事はこちら②
竹内栖鳳《斑猫》とアニマルパラダイス
琳派と印象派 東西都市文化が生んだ美術
上の2つに関する記事はこちら③
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下記、おまけです。
皆大好きコスメティック・アポセカリ OFFICINE UNIVERSELLE BULYに、ルーブル美術館の作品からインスパイアされて調合した香水シリーズがあって、その中の一つに、
ジョルジュ・ドゥラトゥール作《大工の聖ヨセフ》
が含まれていました。
この絵、少年とパパの関係性が光できれいに表現されていて(イエス少年の手の透け具合とかすげ〜)好きな作品だったので、実際に嗅ぎに行きました。
一言(?)で表すと樹木のような重厚感がありつつ、ほんわり辛みがあるような、渋いおじさまのいい香り。うん。ある意味タイトルに忠実なのかもしれない。この他にも8作品にちなんだ香水がありました。こういう企画はとても良いし、需要はとてもあると思うのでもっともっとやってほしいです。
ここからOFFICINE UNIVERSELLE BULYに飛べるので、余裕がある方は是非見てみてください。沼です。