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プライドのぶつかり合い

皆さん、今日の下関G1優勝戦ご覧になられましたでしょうか。
推しの宮地選手が1号艇のポールポジション。6号艇のチルト3度の菅章哉。優出インタビューでも菅vsその他の構図。「チルト3度で仕上がってしまえば他は関係ない」という菅選手。俺はチルト3度で全部まくりきる、というまくり屋の矜持。

蓋を開ければ菅のまくりをぎりぎりで宮地選手が受け止める。人気を背負った1号艇のプライドとまくり屋の菅のプライドの一騎打ち。
普通に逃げてますが、ここまでまくりをブロックすれば、普通は内側の艇に差されるんですよ。2号艇・3号艇からすればごっつぁんな展開。
でも、それを受け止め切って内側の艇も寄せ付けない。これが苦節何年で習得した宮地のターンの技量。菅もすごかったが、内にも差させず受け止め切った宮地のターンにうなってしまいました。

宮地、本当に強くなった。勢いだけではなくて、ちゃんと地獄を見ている人間の強さを見た気がしました。GPシリーズでSG経験はあるけど、シリーズ戦はシリーズ戦。今年はSGを取るのではないか、いよいよベスト6もあり得るという内容の今節でした。今年のボート界も目が離せません。

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