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牽引二種 一発試験合格

お久しぶりです。Elmmaです。
2025年を幸先の良いスタートにするために、明石運転免許試験場で牽引二種の試験を受けて、合格しました。ただ、今は「トレーラーバス」は廃止されたので、乗る車両はありません。

かつてのトレーラーバス。2023年3月31日で運行を終了。

試験の内容

久しぶりだったので、試験の内容を確認しました。試験項目、コースとも牽引一種と内容は一緒です。牽引一種は70点合格で減点30点まで許されるのに対して、牽引二種は減点20点です。それでも、2022年に出来ていたことを今回も出来れば、合格となる見込みはありました。『うっかりミスくらいはあるし、何回か受けてもいいや。事故だけは起こさんでおこう』といった良い意味での軽い気持ちで受験しました。


学科について

大型二種を取得しているので、学科はありません。もう一度学科を勉強しても良いかも。

試験費用について

4050円でした。安い!このまま、ずっと値上げしないで欲しいです。

深視力検査

簡単な身体機能検査をした後、視力検査をしました。両目で0.8以上、 片眼で0.5以上は簡単にクリア。深視力について、久しぶりでしたが、1.1センチ、2.1センチ、1.1センチで今回もクリアしました。3回の平均が2.0センチに収まっていればオッケーです。

ただ、年齢が上がるにつれて少しずつ不安になっていきますね…。もちろん、深視力に通らなくなったら、四輪免許は普通免許のみになります。26歳で大型一種を取得(教習所で)した時は深視力得意だったのに、段々苦手が増えていきますね…。次の免許更新では、奥から手前に移動する時にボタンを押そうと思います。

実技試験①方向転換まで

実技試験ですが、方向転換までは中型トラックとあまり変わりません。初めにシートベルト、ミラー合わせ、ドアロック(これは必要かな?)ギアニュートラル、サイドブレーキ、椅子の位置合わせを行い、エンジンオンです。一応左右の安全確認もしました。
出発前ですが、ギアを2速(1速に間違えないように!)、サイドブレーキを下ろし、右ウインカー、左右の安全確認後に出発しました。出発してすぐに急な左折がありましたが、すぐに感覚は取り戻せました。

心配事…まだ少し慣れないので、クラッチに足をのせている時間が長いなあ…二種ではこんなところもチェックされるのかな…

心配をよそに、50km/hまで出す課題走行を行いました。ピッタリ50には出来なかったですが、まあ大丈夫でしょう…

1箇所、左折のところで試験官のペンが動きました。トレーラーの後輪が気になって、若干左折開始が遅くなった関係で大回りを取られてしまったようです。後輪が縁石から1メートル以上離れると取られる減点で、5点減点です。

その後、左折でS字に入りました。中型車両用のS字を牽引にも使っているので、幅はいっぱいです。ただ、それでも難なくクリアしました。

右折の時、右カーブを曲がり終えて、左からくる普通乗用車を見落としそうになりました。試験官が着席されているので、どうしてもチェックが甘くなりがちです。運転席後部窓からカーブをあらかじめ曲がってきているのを予見出来れば更に良かった。しかし、ここは危険に気づいてすぐに停止出来たので事なきを得ました。あと0.5秒反応が遅かったら、試験中止でした。(急ブレーキだったなあ…大丈夫かなあ?)
そして、ハイライトである方向転換に向かいました。

実技試験②方向転換

方向転換は牽引一種でも5回行っているので、コツは掴んでいるつもり。
(いつか図にしたいですが、今回は全部文字でお許しください)

説明不要だと思いますが、牽引の方向転換も、普通免許と一緒です。ただ、トレーラーを押す様にバックするのが少し難しいですね。

①前進で入って、②バックで後退、③前進で出ます

方向転換の前に、車庫(10メートル×5メートル)を一度チェックしたほうが良かった。厳しい試験官だと減点されたかも…と思いました。今回は減点されなかったとは思います。ただ、見るだけなので、やらないよりはやったほうが良いですよね…

方向転換の様子


①の前進について、なるべく一番前まで行ったほうがその後やりやすかったかも…と思いました。
②の後退時、まず右ハンドルを切ってトレーラーを左に曲げるきっかけを作ったのですが、よろしくトレーラーの左後輪が②のインギリギリをかすめることが出来なかったので、入りきらないかもと思って不安になりました。前進してほぼスタート地点までやり直しました。
1回のやり直しは減点はありません。ただ、2回目以降は減点なので若干プレッシャーがかかります。
2回目は1回目よりもインをかすめたら何とかなるだとうと思って下がりました。外輪差を1メートル右に残しつつ、道路に平行にバックし、トレーラーが45度まで折れるのを待ちました。後は普通にトラクターを車庫に入れれば何とか収まる。
多少トレーラーが曲がりすぎても、車庫内の微調整で車体をまっすぐにすれば良いし、曲がり足りないよりはほんのわずか曲がりすぎるほうが良い事を意識しました。
そして、車庫に収まったら、ギアニュートラル、サイドブレーキ「完了しました」を忘れずに。

車庫から脱出

普通に出れば良いのですが、油断してトレーラーの後輪を車庫の右角に引っかけないようにしなければなりません。幸い、真ん中より少し左側に止めれたので、右には余裕がありました。問題無く出れました。

実技試験③帰着まで

後は発着点に戻れば大丈夫です。一時停止ではきちんと止まる、踏切できちんと窓を開ける。他の交通のプレッシャーは殆どないので、落ち着いて一つ一つ行えばよいです。優先道路を横切る時は、車両がなくても徐行。(これが忘れやすい!)
帰着点に戻った後、エンジンを切って、ギアはバック、サイドブレーキを上げるのは良かったのですが、降りる時にふつうの車から降りる感覚で降りてしまいました。後ろ向きで降りるほうが良かったです。降りてから、「しまった!」と思いました。

結果

講評を聞く限りでは、1箇所の左折大回り以外では減点は取られなかったのかなあと感じました。しかし、私自身気になった箇所が何か所かあったので、次回何らかの形で大型車やトレーラーに乗る時は気を付けたいと思いました。

感想

素人の挑戦にしては、頑張ったのではないかと思います。しかし、プロドライバーに比べれば足元にも及びません。タンクローリードライバーの動画を見たりして、憧れを抱きました。
免許の有効期限は延長され、2030年までになりました。この5年、更に飛躍と発展をしていきたいと思います!最後までお読み頂きありがとうございました。



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