食卓を飾った
ここに住んで1年。
もう、あと2日でここからはわたしはいなくなる。
誰かに手を引かれるわけでもなく、
ただここに居ることに疑問をずっとずっともっていた。
言葉だけでは足りなくて
目黒のおんぼろの家に住んだこともあった。
床から湿気でうーん虫が多くないところだ。
床の貼り替エモした。
ひろしまでユーシェッドというカフェも自分なりには頑張った。
しかし、オーナーである山田泰一さんには受け入れられなかったようである。
彼がしたことと言えば、現行である残ったルセットをそのままま作ること。
接客にもシングルオリジンのコーヒーを売り出すにも信用がなかった。
何故なら、お菓子や食べ物で
「卵、乳製品不使用」
と、貼り付けながら
いつもカップ焼きそばなどをたべていたから。
それにもかかわらず「マーガリンは体に良くない」などで、すべてをそうして作ってきたわたしだ。
オーナーが彼である限り、私は自称カメラマンの彼の言うことをNOとは言えなかった。
毎晩、卵、乳製品ふひつようなお菓子を、栄養学やPCを見ながら勉強した。
まあ、それも、ある日、u-shedの山田泰一というひとの暴力事件で顎を曲げられ、未だに顔は歪んだままだ。
私が言えることはただひとつ
「もう少し、もう少しでいいから
誰かの止まり木になりたかった。」