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趣味として、より深く爬虫類の事を知るために最初に始めなければいけない事。

閲覧ありがとうございます。
ミルエスカマスと申します。
趣味として爬虫類の飼育から、爬虫類販売店に就職、独立を視野に退職し、現在業界への貢献を考えて模索中です。
このnoteでは、爬虫類飼育という趣味の世界をちょっと変わった視点から書いていきます。

基本的に私のnoteは、「爬虫類に詳しくなりたい!」と思っている人に向けて書いております。

そんな皆様は、爬虫類に詳しくなる為にふだん、どんな事をしていますか?

偉そうに聞こえるかもしれませんが、私が爬虫類に詳しくなるのに最も重要だったと感じる部分は、「物量」です。

とにかく、多くの爬虫類を見る。これが爬虫類に詳しくなるために、絶対に必要な要素だと思っています。

爬虫類の専門誌を読む、
爬虫類仲間と見聞を広げる、
SNSやインターネットで調べる

もちろん、これも爬虫類の知識を得るのにとても有効な手段なのは、間違いありません。

しかし、それでも「物量」に勝る方法は無いと思っています。

生き物の生き物たる神秘は、一匹の爬虫類から私達に多くの情報をくれます。

それは、本当にとても重要なことです。
そして、専門誌で見聞を深める事で、同じ個体から得られる知識や情報は格段にあがります。
しかし、私は、そこで得られる情報は、まだ「表層」のものと言わせて頂きます。

その得られた知識をもとに観察する同じ爬虫類が、2匹になったとき、
2匹の「同じ特徴」と「違う特徴」が見えてきます。
そして、その2つの特徴のズレこそ、本質的な部分の入口なのです。

それが、2匹から3匹へ

3匹の「同じ特徴」と「違う特徴」が見えて来ます。

10匹の「同じ特徴」と「違う特徴」が見えて来ます。

数を観察すればするほど、爬虫類の本質に触れる「仮説」が自分の中に産まれ、その数を増やすことで、「仮説」は「確信」に近づいて行きます。

私は科学者ではありませんので、その仮設が完全に確信に変わる事は永遠にありませんが、それが、多くの爬虫類を本質的に理解して飼育する一端になっています。

またまた偉そうに聞こえると思いますが、「専門誌情報、インターネット情報、SNS発信」は、爬虫類飼育の本質に触れているように見えないものが数多く存在していると私は思っています。

それは、文章にすることが難しい。だったり、文章にしたところで、体験する部分がなければ読者に理解してもらえない。だったり、そもそも発信者の造詣が浅い。だったりと、さまざまな理由があると思います。

実際、前回の記事で「寿命」について触れましたが、あれでも文章化するのに2日以上かかりましたし、寿命に影響する要素の2/3くらいの情報しか説明できていません。
それすら、20年近く沢山の爬虫類に触れ続けてようやく見えてきた所が、結果あのレベルです。という話です。


本質が理解できていたら、同じ爬虫類を飼育しているAさんとBさんの理想的な飼育環境というのは、かなり違います。
生き物なので、それが当たり前なのです。

さて、それでは、これを読んでくださっている皆様が、どうやって「物量」を確保するか、、、

とにかくより多くの爬虫類屋に行ってください!

爬虫類屋のステマみたいになっていますが、決してそうではありません!

家で飼育できる爬虫類の数には限界がありますので、爬虫類屋で可能な限り多くの爬虫類を見てください。

爬虫類屋ごとに、店内スタッフの考え方も飼育環境も違います。

その違いをその目で比較してください。

自分の好みに合う、合わないなんていうのは、爬虫類屋に行かない理由にはなりません。

グーグルレビューはアテにしないでください。

レビューは、「スタッフの人当たり」で評価が決まっています。

買い物をする気分の良し悪しはあれど、爬虫類の情報とは関係ない内容で星の数が決まっています。

爬虫類の良し悪しは、その目で確かめてください。


昨年の法改正もあってか、今、日本中に沢山の爬虫類屋がオープンしています。

なにか理由をつけて、そこに行くのをしぶっていませんか?

もちろん、遠すぎる爬虫類屋は現実的に厳しい事もあると思いますが、

行こうと思えば行けるのに、まだ行っていない爬虫類屋があるのなら、行ってください。

少なくとも、私の知っている爬虫類に詳しい方は、皆様総じて、沢山の爬虫類に行っています。

そこで多くの爬虫類を見て、多くの情報を得てより本質的に、自分の家のペットも健やかに飼育できるようになるはずです。




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