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第30話:こんなガイドブック読めない!?
「こんなガイドブック読めない!?」
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「教えるプロとわからないプロ」が力を合わせて、学習をサポートする教材をつくることに。
私 :「どんな形で学習をサポートしましょうか。」
社長:「どんな物にも説明書ってあるよね。ボードーゲームだと、説明書やガイドブックが入っているから、そんなのを作ってみたら?」
私 :「え?また置いていくんですか!?」
社長:「こんな時こそ、わからないプロの出番でしょ!学習する親子がつまずかないようにサポートサポート!」
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とりあえずやってみて〜とお気楽にさっていく社長。
こうなったら、教えるプロには分からない、分からない人の意地をみせる。
まずは、いろんなボードゲームを漁って、ガイドブックを引っ張り出してくる
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会社中のボードゲームからガイドブックが行方不明になったりした
目次、教材内容、遊び方、注意点、お問い合わせ・・・ガイドブックに必須そうな情報を見よう見まねで作っていこう。 パワポで作る?
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(遊び方を文章で伝えるのむずかしい、口で言いたい〜)
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(他のガイドブック、こんなにコンパクトにまとめちゃっていいの?
もっと親切にしないと・・・!)
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だいぶ集中して書き上げたぞ!!!
超親切ガイドブック・・・!
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早速社長に見せにいこう。
私 :「どうです?」
社長:「う〜〜〜ん。これ・・・辞書?」
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私 :「文字はちょっと多くなりましたけど、その分、親切丁寧に書いたので!」
社長:「読まないよね〜この文字の量見ただけで、閉じるね。このルール説明もかなりややこしくない?
あと可愛くないよね〜こんな可愛いエルマーの世界観に、大量の文字あるの嫌じゃない?」
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もっとこう、パッとみて、サクッと読んでもらえて、でもよく分かって、可愛くて、みたいなガイドブックがいいよね〜〜〜
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私 :「せっかく作ったのに〜〜口ではどうとでも言えますよ!作りもしないで〜〜
口で説明するのは簡単でも、それを文字にすると、大量の文章になるんですよ!?
社長だって、今親切丁寧に私に、アドバイスしているかもしれないですけど、文字量にするとすごいんですよ?」
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社長:「じゃあ、口で説明したら?」
私 :「え!?目の前に生徒の方がいないから、口で説明したくてもできないんですよ!」
第31話につづく・・・
【前回のお話】
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