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第22話:プログラムに大切な3つのこと
プログラムに大切な3つのこと
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これまで鬼ごっこ、ダイヤモンドキャッチ、カードバトルと3つのゲームを作ってきた。
最初はどこから手をつけていいかわからなかった、プログラムでのゲーム作り。
3つのゲームを作るうちに、使い方、考え方がだんだんわかってきた。
ここで一度、今までを振り返って、プログラムを作る上で大切なことをまとめてみる。
(元はと言えば、「“プログラムに必要な力”がつくミッション」づくりの最中。“プログラミングに必要な力”とは何かを知るためにゲーム作りを始めたのだった。」
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“プログラミングに必要な力”とはズバリ、
1.作りたいことを明確にする力
2.「もし〜なら〇〇する」と「共通点」を見つけられる力
3.設計図を組み立てる力
こんなゲームが作りたい!(ゴールイメージが明確)
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作りたいゲームを「もし〜なら〇〇する」指示に置き換えて考える。
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同じ指示が沢山ある時は「共通点」を見つけてまとめる。
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設計図に落とし込む。
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これらの力を鍛えられるようなミッションを作ろう。
まずは、作りたいことを明確にする力。
自分がどんなものを作るのか、必要な材料は何かを明確にして、ゲーム完成までの道筋を書かないといけない。
ゴールイメージを明確にできる力を鍛えるために、ミッションでは、ゴールをしっかりと明示しよう。
「ルール・ゴール・何をしなければならないのか」を頭に入れて、道のりを逆算する癖をつけられるように
問題を作ろう。
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「もし〜なら〇〇する」「共通点」を見つけられる力を鍛えるには、今作ってある指示カードやマップでは限界がありそうだ。
指示カードやマップを改良して、プログラムでよく使う指示がボードゲームでも同じように組めるようにしよう!
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ミッションのイメージ・改善点が掴めてきたぞ。
“プログラムを組む上で必要な力“を鍛えられるようなボードゲームにしよう。
楽しいだけじゃない、プログラミングをするための「実践的な思考法」が鍛えられるミッションを作るぞ!
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第23話につづく・・・
【前回のお話】
ドタバタ奮闘記第21話はこちら▼