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【手芸日記】 レジンの話 1

 自分にとっての手芸は即ちレジンの事を指していう。レジンというのは自分も詳しくはわからないが紫外線などを照射すると硬くなるエポキシ樹脂で形などに入れ、いろんなパーツを封入して固めるとアクセサリなどのパーツが作れる、うーんなんて説明に乏しいのだろう。

 そもそも僕は子供の頃手芸好きで、フェルト細工や裁縫などが好きだった事があった。小学校の時、週1で授業の一環として「クラブ活動」という時間があった、様々なジャンルから好きなクラブを選び、1年間活動をするといったものだったのだが、その時にも「手芸クラブ」を希望した。

 ところが手芸クラブ希望者は僕以外は全員女子で、先生から男子はダメと言われて希望もしていない卓球クラブに回されてしまったという苦い記憶がある。今学校でこんな事をしたら大問題だが、当時は教員の都合で面倒臭いことはいくらでも回避ができたのだ。当然だがその時から卓球は嫌いになり、それは今にも到る。

 という事もあり、未だに手芸というものは男性がしてはいけないものという印象が非常に強い。実際にレジンを始める前から妻のつきあいで手芸専門店に行くことがあったが店内で男性は圧倒的に少ない。そこはほぼ女性の世界である。さらにレジンを始めるようになり、パーツだなんだとあれこれ見るようになると、他者からは好奇の目で見られている感じがしてならなかった。実際レジン人口のほとんどは女性だろう。しかし興味を持ってしまった以上それは考えず、寧ろ小学生の頃の無念を今晴らすべく一つの趣味として楽しみ始めている。

 以前に同じnoteの療養生活日記でだいたいのことは書いたが、このレジンアートというものにだいぶはまっている。しかしただレジンで遊んでいるわけにもいかないので、何か作ってもそれを使えるようにしようと決めた。

 初期投資はレジン液とUVライト、中に封じ込めるパーツ数点からスタート。それもほとんどは100均で始めた。闇雲に形を作り、パーツを封じ込めても仕方がないので目標を立てる。まずは遊びではないということを心がけることから始めた。そこからのステップは。

1:硬化のタイミングを身につける
2:モールドを使って多層で封入させる
3:気泡を入れないようにする

 このあたりからスタートさせた。あくまで練習なので目標達成させるまでは次のステップには進まないことにした。初期に頃に作っていたのが、

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 最初の頃に買ったモールドに適当にパーツを封じ込めたり、レジンで作った小さなパーツを封入したりと、本当に基礎中の基礎みたいなものを繰り返していた。それでもこの頃は楽しかったかも。勿論今でも楽しいことは楽しい■



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