鬱気者(うつけもの) #19 加害者でいる覚悟を
2人の今後にかかわる話を、しました。
「今のままではまずいよ。」
普段の家事の割合は、わっこさん8割私のヘルパーさん2割。
仕事に集中したいのもあって、これからは家事やってほしい。
できる範囲で構わないから。
「できる範囲で構わないから」の優しさに、涙することすらなくてさ。
エリーさんはシェーグレン症候群なのかな。
でもドライアイではない(と思う)、から…
私は、許されてはいけない。
私は死ななくてはいけない。
私は、私は、私が、私を。
主語を自分にしないほうがいいって、わかっているんだけどな。
私の人生の主人公は私ではない。
私はただの雇われ社長だからさ
私は、あの言葉の裏に、
お子さんのことを隠している気がするんだ。
隠すとは違うか
でも、背中に乗っかっているんだと思うんだ。
私には見せない、
私には「まだ」背負わせない。
彼の優しさに甘えるしかない。
私にはまだ無理で。
私にはまだ勇気がなくて。
「担い手」がどこにいるかもわからず、
本当にいるのかもわからず、
あまりだらしなくいることもできないし、感謝するのは当たり前だし、お世話をお願いするのも当たり前、かもしれないね。
自分の子なのに、自分が一番遠い。
私の子どもなのに、私が至らないから、私はお世話ができない。
ミルクを作ってあげられないだろうし、音鳴るやつで転んじゃうかもしれないし、おむつサイズやミルク量時間などは覚えておけない。
母親なのに。
持ちものに名前書いてあげられないし。
園までの送迎なんて無理だし。
母子手帳に書けない、書きたいこと覚えておけない。
何もできない奴が「親」を名乗っていいんですかね。ダメですよね。無理ですよね。お子が不憫でしかない。
何もしてあげられないってわかってる母親のもとに産まれる子がかわいそうでならない。申し訳ないって思いたくない。
産んだことお腹で育てたことを後悔したくないから、産みたくないんだ。
ろくに世話できないくせに「虐待しない」って言い切れないから。
いわゆる「かわいそうな子」を増やすべきではない。
産まれ落ちる前から人生ハードモードだから。
お子に対して責任があるから。
だから私は、産みたくない。
産んではいけない。
初孫をぜひ、と思う気持ちはわかるんだよ。
それこそ胎児の前から聞いてきただろうからさ。
「女の子だったらどうしよう(どうすることもできない、母体もろとも死ぬしかないかな?)」とか思うんだ。
男女どちらであっても、虐待しない理由がない。
お風呂とかどうするよ。沐浴どうするよ。
首据わってないんだよ。据わってないときからお世話するんだよ。
絶妙な力加減なんてできない。ぜったい、痛い。
申し訳ない。
誰かにお願いするなんてできない。したくない。
私は親だから。親としてのプライドがあるから。
父親とはいえ、でもわっこさん1人に背負わせるわけにもいかない。仕事があるから。
顕微鏡のカバーガラスみたいに脆く割れやすいちっぽけな、取るに足らないプライド。
死んじゃえばいいのにね。
自ら主体的に関わることができない難しい、
だから嫌なんだ。
我が子をベッドから胸元へ、1人の力では抱き直せない。私はひとりで我が子を見ることができない。
わっこさん側の気持ちもわかるので、
悩ましいですね…
私にできることならしたいよ。
妊娠出産育児は、私には難しいんだよ
毎日の挨拶すらも諦めたいからね。
挨拶はまあ、習慣になったらいいなって思ってるけど。
それすらも「やる気ない」です。わからないです。
正直諦めてもらいたい。
私に荷物を渡さないでほしい。
私はもう生きたくない。生きたくないんだ。
もう、生きたくないんだ。
あまり後ろ向きなこと聞くのも「しんどい」だろうし、
私がいないほうが清々すると思うし、
私は、こんなんでも、自分がかわいいから、だから、わっこさんに甘えることしかできない。
前「赤ちゃんプレイはやめてほしい」と話していた、だからこそ私は、帰ってはいけない。
自律したいと思う意思がないから、
私は役立たずだから、
姿を現せないほうがいいのかもしれない。
だからこそ死にたい。後腐れなく死にたい。
どうせ無理だけど
お父さんお母さん、ごめんなさい。
いつか、逆縁しちゃったらごめんなさい。
お父さんもお母さんも、泣くのかな。
こんな私なのに。
姉たちも、悲しんでくれるのかな
わからないや…