「全てを人に頼む必要はない」障害者あるある

「障害」とは十把一絡げなものにされやすいもののあつまり、でして。
「標準値」みたいなものからある程度離れた人は「障害者」と呼ばれることが多い。

重度には重度の。中度には中度の。軽度には軽度の。
「困難さ」が、人それぞれあります。

私は「重度身体障害者(手帳1,2級)」とされているだろうけど、
自称「中度くらい」の不自由さがある身体障害者であり、
でもやっぱり「自分ひとりではできない」ことが多いほう、だとは思う。

右上肢は軽度だし。
身体障害者手帳は1級だけど、障害程度区分は3。
いろいろなこと「できるでしょ」認定されている。
できるよ、できるけど、できるんだけど…

「できるから(支援)いらないよね」と丸腰で戦場(社会)に飛び込まされるのは「話が違う」わけです。

生活の多くを人に頼む必要がある人(橘エリーの勝手な思い)

「自分という存在」に慣れている相手ならいいけど、初対面の人だとすごく気をつかう。
「店員」「駅員」さんは客(利用者)である私たちをぞんざいに扱うことはないだろう。
「役割がある(お店の看板を背負っている)人」は優しく対応してくれるだろうけど

普通の人(お客さん同士)だと、どうなんだろうね。
・行為中、行為後も、こちらを過剰に気にかけてくださる人
・行為後もこちらを不安げにチラチラ見る人
・頼まれたらやる人
・頼まれてもやらない人(断る勇気に脱帽)

やってもらったあと、後腐れなくさよならしたい。


生活の多くを人に頼む必要はない人(橘エリーの勝手な思い)

・誰に頼んだらいいんだろう(迷惑ではなかろうか)
・どのくらい頼んでいいものか
・細かいことを何回も頼んで、「うっとうしい」と思われやしないか

「自分でできることは自分でやりたい」から、どこまで頼っていいのか悩む…

少なくとも私は↑こう思う。思ってしまう。
「ある程度自分でできてしまう」から、

手伝う側も「どこから手伝っていいのか」「ここは自分でできるのだろうか?」等を考えるのではないだろうか?
(私だったら考える、一般人がどう考えるかはわからない)


どちらにも共通するのは

・この人にどのくらい頼っていいのか
・恩返しとか、できないけど…
・時間を奪ってしまってごめんなさい申し訳ない…

「頼まれる側」はお礼言われるけど、「頼む側」はお礼言われない。切なくなるね。
いや「御礼は言うべき」が正しいとされている世の中だけどね
「他ならぬ私に頼んでくれてありがとう」みたいなこと、言われてみたいなあ


参考URL:「障害程度区分」
https://www.atgp.jp/knowhow/oyakudachi/c3143/

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