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星よみとしての信念。
(この記事は、2023年の再掲です)
今日はだいぶ、真面目で厳しい話なので、
重いの嫌だなーって人は、読まないでください。
私は『星よみとして』という信念が
はっきりしているタイプの星よみだと思います。
「もっと気軽にやればいいじゃない。」とか
「めんどくさい。」とか、
「たかが星占いで。」と思われることも多いんじゃないかな。。
と覚悟しながら、それを貫いています。
”叡智を囲わない”とか、
”星よみを自分のものみたいに扱わない”、というのもそうだし、
”生まれた時間がわからない場合は不明として読む”、というのもそうだし、
”嘘は言わない、わからないことはわからないという、
自分で星の読み方を作らない”、というのもそうです。
そういう、自分が大切にしていることの一つに
『また読みをしない』というのがあります。
星よみをしていると、時々、
DMや、メールなどで、誰かのホロスコープが送られてきます。
他の星よみさんが、自分のクライアントさんのホロスコープを送ってくることもあるし、お金をもらってないとしても同様に、預かったホロスコープを送ってくる。
ホロスコープじゃなくて、配置を文章で書いている場合もあります。
そして、
「このホロスコープ、ellyさんならどう読みますか?」
という言葉が添えられています。
みなさん、
これをどう思いますか?どう扱いますか?
「こうなんじゃない?」って返信しますか?
ここには2つ、私の信念から外れることがあります。
ひとつめは、許可なく人のホロスコープを他人に開示すること。
私は、ホロスコープは個人情報だと思っています。
自分で自分のホロスコープを開示するのはいいけど、誰かのホロスコープを勝手に開示するのは、抵抗があります。
時々、リクエストをいただくのですが、
私が、芸能人の星よみをしないのも、同じ理由です。
最近は、誰かの星を公開で読むときは
必ず本人の了承を得てから読むようにしています。
二つめは、
自分が預かったホロスコープを人に読んでもらう、ということです。
星よみAさんが、Bさんにホロスコープを預かる。
Aさんが私の意見を聞く。
Bさんにまた伝える。
A→B、が、elly→A→B
となった時、後者には必ず、私の星よみが入ります。
星よみさんが100人いれば、100通りの星よみがあると私は思っていて、読み手の人生や、経験で得た価値観が、星よみには必ず入ります。
それが素晴らしいのです。
そこが、変わってしまうのです。
Aさんの星よみに、私の価値観が入るのと同じく、
伝言ゲームで、最初はペンギンだったのが、最後にはネズミになるように、
私がその星を見て、感じたこと、伝えたいことは、
Aさんの価値観、というフィルターを通ることになります。
これは、
Aさんの星の知識に対して、
私の星の知識に対して、
そして、何より、Aさんを信じて星を預けたBさんに対して、
とても失礼なことです。
こういうことが起きた場合、
私がお伝えするのは
「私のセッションにご案内してください。」です。
とっても厳しいかもしれませんが、
それがBさんに対して、一番誠実だと考えます。
星よみが100人いれば、100通りのスタイルがあります。
私が今日書いたことも、すげーくだらないことかもしれないけれど
私にとって星は、本当に大切なものなので、
何かのきっかけで、ポロリと信念が変わることもあるかもしれないけど
今のところは貫いていこうと思います。
愛をこめて
elly