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ハウスは【概念】で捉えるべし。

あなたは、

なぜ、お金も才能も五感も全部2ハウスなのか。
なぜ、子供も投機も自己表現も全部5ハウスなのか。
なぜ、仕事と健康と小動物が全部6ハウスなのか。

と聞かれたら、
答えることができますか?

なぜ、一見バラバラなキーワードが、同じハウスの象意として
並んでいるのでしょう。


ハウスの解釈がよくわからない。という声をよく聞きます。

よくわからなくなってしまう原因として、
「少ないキーワードで覚えようとしているから。」
ということがある気がしていて。


例えば、2ハウス。

よく本に載っているのは『自分で稼ぐお金』
だけど他にも『才能』『五感』
などという意味があります。

お金と才能、五感って、全く別のものですよね。

キーワードで覚えようとすると、
トランジットの土星が2ハウスを通過している、なんてときに、
土星は ”入るハウスに課題を与える” と言われていますから、

”お金のことに試練” ・・・これはまだわかりますね。
”五感に試練”・・・これはよくわかんない、って感じではないでしょうか。

となると、
日本語がおかしくなって読めない。みたいなものは排除して、
お金に試練。一択、になりますが、
星ってそんなに短絡的じゃないんです。


そこで私が、おすすめしているのは
ハウスを【概念】で覚えること、です。
ハウスの意味を、きちんと覚える。

なぜ、お金も才能も五感も全部2ハウスなのか。
なぜ、子供も投機も自己表現も全部5ハウスなのか。
なぜ、仕事と健康と小動物が全部6ハウスなのか。

一見バラバラなキーワードが、同じハウスの象意として
並んでいるのかというと、

それぞれのハウスの【概念】ありきで
キーワードが割り当てられているから、です。

例えば先ほどの2ハウス。

2ハウスの概念は、
『後天的に手に入れるもの』です。

お金も、五感も、才能も
人間が育っていく過程で手に入れていくものです。

そんなふうに、ハウスを概念で捉えるようにすると、
12ハウスにネイタルの土星や火星があるんだけどよくわからないということも、
トランジット天体の解釈に迷うこともなくなります。

では、12ハウスをひとつずつ説明していきます。

まずは1ハウス。

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