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ドラマチック症候群。

『ドラマチック症候群(ヒロイン症候群)』とは。
普通の人生が嫌で、自ら自分の人生に波乱と困難を引き起こしてしまうこと。

あなたは、ドラマチック症候群ですか?

お金がギリギリになって、
「あー今月もやばい!!」からの
「あーなんとかなった。」というギリギリの精神状態を楽しんでいたり。

周りの反対や、困難に出会って
「無理かもしれない。」からの
困難を突破する山登り状態を楽しんでいたり。

いつも大事なとこでドジを踏んで
(転ぶ、静かなとこで携帯が鳴り始める、大事な日に熱をだすなど)
「ごめんなさぁぁぁぁい」からの
「もう、しょうがないわねぇ」とか「大丈夫?」
とみんなに注目してもらうことを楽しんでいたり。

私なんてとか、私のせいで、という穴に落ち込んで
罪悪感で動けなくなるとこからの回復を楽しんでみたり。

彼氏と喧嘩しては、仲直りする。
「もう嫌いなんでしょ。」からの
「そんなことないよ」からの
仲直りを何回も繰り返してみたり。


そんなことを繰り返しているとしたら。
それはドラマチック症候群の症状かもしれません。


ただし。
本人の自覚はないです。
自分がわざわざ、
困難を呼んだり、
わざと失敗したり、
ネガティブな精神状態の中を選んでそこにいる、

という自覚はないと思います。


私、医療系のドラマが大好きなんですけど、

「もう助からない!どうする!」からの「助かった!」って
めちゃくちゃ感動するんです。

「帰ってこい!!」みたいなやつね。

あと、
ものすごく弱かった野球のチームが甲子園に行くドラマも感動します。


私はものすごく、ドラマチック症候群だったので、
それはもう、次から次へと
ドラマが起こっていた人生でした。

うまくいかない。

反対される。

うまくいきそうなことが途中で頓挫する。

何か問題が発生する。

いきなり失う。


全ては自分の承認欲求から来ていたな、と今はわかります。

間違えて解釈して欲しくないのは、
ドラマチック症候群が悪いと言っているのではないということ。

ドラマチック症候群はかっこいいんです。

起承転結のない映画って、つまらないんです。

なんの困難もなくうまくいったり、
楽に成功したり、そういうのを人間は求めてないです。

あの有名な、アンソニーロビンスも、
人間は不安定感を欲すると言っているし。

困難や引っ掛かりがあるから、反動で頑張れる、
行動できることもあるしね。

だけどまぁ、今の宇宙では、ドラマチック症候群は
時代遅れだなとは思います。

もっと楽に色々うまくいってもいいし、
悩まなくてもいい。

そんなに難しくしているのは自分だけだって気がついて、
さっさとそこを抜け出してしまえばいいだけのことです。


自分の人生に困難が起きたら、
(起こる前に、起こそうとしているって気がついてほしいけど。)

『それ、自分で望んでない?』って自分に聞いてみてください。

自分の内に向かう強い力は、ポジティブに外に使って。
そして、ドラマを起こす承認欲求は、
自分が自分の小さな願いを叶えてあげるようにすると、暴れなくなります。


周りに
「見て!私ってこんなに大変」というのを見せたい時
(または見せられなくても、大変なことを引き寄せてしまう時)って
自分が自分を見ていなかったりする。


私にも、今でも小さなドラマは起こります。

なんかいきなり、車が壊れて、修理代〇〇万円とかね。

そういう時は、宇宙にいいます。
「ドラマ、いらないんで。」って。


「ドラマいりません」
宣言をするようになってから、私の人生はとても平和になりました。

病気もしないし、
子供も病気しないし、
お金もうまいこと回るし、
周りの人もみんないい人だし。

私は、『悩む』というアトラクションから降りたんです。

どうですか?
『悩む』『困る』『立ち向かう』のアトラクションにまだ乗り続けますか?

それとも、
もっと違う楽しみ方を選択しますか?

ドラマを起こさなくても、
あなたの人生はかっこいいです。
凪の人生に満足できないのって現代病かもね。


愛をこめて
elly

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