語彙力
最近、InstagramのDMで語彙力はどうやって身につけましたか、って質問を結構もらうようになってる。
結論からいうと、語彙力ってすぐ身につくものではない。
私が育ってきた英語教育は暗記させることすごく多かったし、私も暗記してきたはずなのに、なんでだろう、全然覚えてない語彙いっぱいある。笑
でも、
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暗記する ≠ 使える
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ではない、ってことは確信を持っていえる。
単語帳と向き合って必死になんども単語を書いて暗記する時間、
実は効率的じゃない事が多い。
第二言語研究論の世界においても効率的な結果ではない。
(どの本か読みすぎて忘れちゃったけど。)
もちろん、覚えることも大切だし、話すためには必要な力だよ。
でももし、言いたい語彙が出てこなかったら、それを言い換える力が必要だってこと。
バナナをバナナという単語を知らなくて、説明するときは、
黄色くて、甘くて、ジュースとかスムージにすると美味しくて、お猿さんがよく食べていて、、、、とか説明するのと一緒。
とりあえず、言いたい単語を説明する力をつける。
つまり言葉の表現力。
それを繰り返しているうちに、自然な英語が身についていく。
言葉は、大切な人に「あなたを大切に思ってるよ」と伝えるためのツール。
英語に限らず、言葉は世界を広げるためのツール。
あなたにしか説明できない、あなたの声でしか表現できない
目の前の人と繋がるためのもの。
言葉は伝えるための一つの手段だから。
あなたが話したい言葉は、
翻訳されて出てきたもの?
心から思って、伝えたいと思って出てきたもの?
私が、言語を学ぶときにAIに絶対に負けないなって思えたネルソンさんの言葉。
If you talk to a man in a language he understands, that goes to his head. If you talk to him in his language, that goes to his heart.
(Nelson Mandela)
直訳もせずに、英語を英語のまま理解する。
それがわかると母国語じゃなくても感動したり、お腹抱えて笑ったり、激しく怒ったり、まるで自分がその言語で育ったかのように使えるようになる。
もし、ロボットが人の心に届くまで言語を駆使する時代になったとき、私はもうこの地上にはいないだろうな。笑
これが私なりの語彙力を育てるということ。
語彙力は暗記力でも、テストや試験で【勝つ】ではない。
もし、語彙力を身につけたいなら、単語を説明できる力を育てたほうがコミュニケーションを取っていくには一番の近道。
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