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モヤ対談を読んで、人間味を感じる

用意された語りってつまらなくて。パッケージングされている語りって、つるっとしていて、あ、もう完成されている話だなと思うんですよね。

モヤ対談:花田菜々子著 「聞く」って難しい より抜粋


 語りの話ではないけど、接客・サービスについて似たように思ったことがあった。
 
久しぶりに表向き接客と素の雰囲気に凄く差がある人をみて驚いた。

私は仕事柄接客をするが、最近どんどん張り切った感じの力が抜けてきて接客の雰囲気が変わっていった。

以前は普段の自分より若干テンションを高くして話しかけていた。元気良くハキハキとしてとバイトを始めた学生だった時の受けた指導が基になっている。このスタイルが正解、パッケージングされた完成形だと思ってやっていた。
 
しかし、その感じで長らくいると自分自身があまり心地良くないと感じるようになってきた。
 
そもそも私自身が元気ハツラツシャキシャキキャラではないし、その面を被ってやっていて、自宅に戻り玄関を開けるとどっと疲労感が出る。
 
もちろんシュチュエーションによってどんな面で接客するかは若干の違いはあると思うけど
 
普通と変わらない接し方の人たちを見て以降、自分も最近はどんどん普段のトーンや雰囲気とほぼ変わらない感じで接していることに気づく。
 
 
私が良いサービスを受けたなと思った時はマニュアル・フォーマルからちょっと外れた時が多い。
マニュアルに沿ったサービスを受けているとき、人間なんだけど、人間に話していない感じがする。
 
外れた時は、この人は機械的でないとわかる。そうすると一気に人間味を感じる。
 

私は個にフォーカスしてる・したいから、自分に近い方で接していく。より個と個の関わりを大切にしたいと思っている。そして、それが自然さを感じられて楽である。
 
全部決められたこれが良いとされている正解マニュアル接客はつまらない。
 
さて、この世に溢れている取り繕った感じの接し方は何でなんでしょうね、そうした方が印象が良いとされている感じが見受けられるが、画一的な処世術でその人の上面を見えるので、話の中身が入ってこない。
 
いや、私が聞こうとしないを選択してるから、ツラだけを見るのか。
 
久しぶりに表向きと素の態度に凄く差がある人を見て、AIと人間の両面を使い分けていて、芸だなと思った。
 
しかし、私はAIの接客はつまらない。
 

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