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ティーンの刹那的な輝きについて

2021年が終わろうとしています。

寝て起きて歯を磨いて靴下を履いて出勤し、週に2回ゴミを出す、そんな日々を繰り返しました。実家にいるときは考えもしなかったけど、人生にゴミ出しはつきものなのだね。ゴミ出しに携わって7年目。そんなことをしみじみと感じます。

そんな、なんてことない毎日ですがそれなりに良いテンションで生活しています。「それなりに良いテンション」と、書いたけれどもそれなりにクサクサもしています。それなりにクサクサもしているんだけど、しているんだけど、だけど、心は温かいです。

今回は、前回の投稿で触れた紆余曲折を経て手に入れたVANSのスニーカーの話をしたい。なぜ購入に至ったかという話なんだけど。ずっと、ルーズソックスに合わせて履くスニーカーを探していて、選んだのがVANSでした。伝説的ギャル漫画「GALS!」の影響でギャルに憧れたあの頃、ルーズソックスのような生地感の靴下を
無理やりルーズに履いてみたりした。だけど、本物のギャルにはなれなかった。いつのまにかギャルの全盛期は過ぎ去ってしまって、憧れを昇華させるタイミングなく大人になってしまった。再流行によりルーズソックスが再販され始めた今。今こそ、その時だ!夢を叶える時がきた!ああ、憧れのギャルにならなくちゃ。と思って。

とはいえ、ティーンだけの特典、無敵モード機能はとっくの昔に失ってしまったし、時に敵だらけに見えてしまう厳たるこの憂き世で、サーティーズのわたしがどうルーズソックスを履きこなすか。これは最大の課題。膝小僧も、もう小僧じゃない大人になっている。ミニスカは無理っしょ…。ギャルになるのもそう簡単じゃない。執念をもって私はギャルにのぞむ。

そんなギャルの神器、ルーズソックスに合わせる靴。重要でしょうもん。それが、蹌蹌踉踉としつつやっと得たVANSなわけ。

VANSのスニーカーを選んだ理由は、通販ショッピングサイトをスクロールしながら見ていたテレビ番組で松潤が履いてたからです。

と、ここまでを下書きに保存したまま年が明け、一週間が過ぎました。明けましておめでとうございます。

去年のクリスマス時期には15年ぶりの「花より男子」を一気見し、年末には松潤主演の弁護士映画を映画館で鑑賞し、年始には松潤が演出したジャニーズフェスを堪能した。只今、絶賛松潤大フィーバー中!です。

松潤がVANSを履いているのを見かける度に嬉しくなります。ありがとう松潤。そんな年末年始でした。

日常でくさくさしながらもいつも心が温かいのは、こうやってミーハー心がさまざまなことを紛らわしてくれるから。

そして、なによりも、自分らしくいさせてくれる友人や家族がいてくれるから。こういう文言を聞くと「自分らしくってなんや!」とかいうふうに突っかかりたくなるタチの私だけども、無邪気に意見交換を楽しめることは、とても有り難い時間です。しがらみから解放されて自分らしくいられる時間は、役割を担うようになると少なくなるよね。だからこそ、無敵モードのティーンを見かけると眩しく感じるし、いつまでもそのままでいて欲しいと願う。刹那の輝きよ。尊い。

そんなことを思う2022年、年始。今年も、粛々と仕事をし、現実に耐えつつ、時に反撃しつつ、歌って飲んで、あなたと過ごして素敵な一年にしたいです。

追伸 VANSのスニーカーには松潤と名付けました。

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