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カナダ留学生のつぶやき 〜Co-op?

今回はCo-opの記録です。カレッジ・プログラムによって情報が大きく異なると思いますので、そのつもりでよろしくお願いします(^^)

4ヶ月ホームステイ(ESLオンライン通学)
8ヶ月学生寮生活(2セメスター通学)の後、
Co-op期間(4ヶ月)を経験しました。

Co-opとは?
 簡単に言ってしまうと実地研修、といったところでしょうか。(詳しくは留学エージェントさんやカナダ政府のホームページを参照してくださいませ。)個人的には、カレッジ就学で得たスキル・知識を実際の就労を通してブラッシュアップする+カナダで重要な「就労経験」を得る機会だと認識しています。

 私が通ったプログラムでは、Co-opにおいて560時間の就労が卒業要件になっていました。(Co-op同僚に聞くと、カレッジによって時間要件が異なりました。)

Co-op就労先をどうやって探した?
 カレッジのポータルサイトに上がる、ジョブポスティングをもとに企業に応募しました。また、応募が開始される前に各企業のオンライン説明会に参加して、企業の情報集め、自分の条件とマッチングするかを確認していました。こうしてみると日本の就活と似たような感じかもしれません。

 ただ、これは夏Co-op+ホスピタリティ専攻で、売り手市場、つまり企業(ホテル・リゾート)側はハイシーズンで人手が欲しいという点が私のラッキーポイント。

 留学生友だち何人かは、IT系プログラム生で同じくCo-op就労が卒業要件でしたが、就労先を見つけられず、代替レポートでCo-op要件をクリアするしかなかった、と聞きました。カナディアン学生ですら、Co-op先を見つけるのは難しいと聞きます。なぜ?

 4ヶ月しか就労できないから、だそうです。企業側が4ヶ月間、人手・コストをかけて教育し、企業風土に慣れてもらったとしても、学生たちはCo-op後にフルタイムで引き続き働くことができない。IT系企業側としてはコスパを考えると受け入れることが現実的に難しいようです。

実際どんな感じ?
 私はルームアテンダントとして、オンタリオ州の比較的大きなリゾートホテルで就労しました。ポジションの呼称はいろいろありますが、ハウスキーパーと全く同じです。時給はCAD17.50でフルタイム、リゾート施設近く(徒歩30分笑)に設置されたトレーラーハウス生活でした。

 前向きなところは、必ず週5日、フルタイムでシフトを貰えたこと。レストランサーバーのCo-op同僚たちは団体客が入れば忙しいようでしたが、基本的には週3〜4日で一日6時間程度のシフトだった記憶です。また、リゾートホテルなので、ハウスキーパーに宛てたチップをたまに貰えたのも大きいです。「さー!綺麗にすっぞ!」と息巻いて客室に突入して、$20札と「thank you!」のメモがサイドテーブルに置いてあった時の歓喜っぷりときたら(笑)いくら部屋汚れていても、「お任せくださいヨ!!」状態でした(笑)

 でも、カレッジ卒業後のことを考えると、本当はサーバーやフロントデスクを経験したかった。が、英語力に自信がなかったのでルームアテンダントに就きました。ただ私アラサーでした(笑)ぶっちゃけ体力的に本当にしんどかった。8時半から5時まで、掃除バケツなどを持って大きな施設を駆け回り、ソファやベッドマットレスを持ち上げ、部屋づくり。時に洗剤で肌荒れ。毎日クタクタで、自室に帰ってもぐったりして終わる、という生活でした。

 また、トレーラーでの共同生活も精神的にかなりやられました。住宅事情については、次回に記したいと思います。

〜本日のつぶやき〜

Co-opでしっかり稼いで、その後の生活費に充てよう(笑)

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