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バレンタインデーなので、チョコレートのこと(じゃないかもしれない)
チョコレートはほとんど食べないのに、バレンタインのTLを見ていたら何か書きたくなってしまった。14時間遅れでこちらもバレンタインの朝である。日本のようなお祭りムードはないけれど、昨日からちょっといいスーパーの花売り場が混んでいる。花売り場のそばに、シャンパンやチョコレートもある。仕事帰りのスーツのひとが花束を持って歩いているのはかっこいい。
アメリカのチョコレートは甘くて喉が痛くなるので、カカオ85%以上の薄い板チョコ以外は食べない。でも子どもの頃は普通にチョコレートが好きだった。特にアポロチョコ、チョコベビーやマーブルチョコのようなちまちましたのがいい。『ぼくは王さま』シリーズの『ひとつぶころりチョコレート』は、わたしの中では筒に入ったマーブルチョコだった。なくなったと思っても、いつもひとつぶだけ出てくるチョコレート、いいなあ。わたしは空っぽの筒のいい匂いを嗅ぎながらうっとりした(紙とチョコの混じったこの匂いが最高)。
Twitterを始めた時、あ、これ、『ひとつぶころりチョコレート』だ、と思った。呟きを投げてしまって、空っぽになったなと思うと「いいね」とかリプライがころりと来る。これは嬉しいぞ…と思いつつ、『ひとつぶころり』の結末のように実はチョコレートは無から湧いてきたのではなく、思わぬところから…ということにならないように、中毒にならぬよう気をつけなければ。気をつけなければと言いながらnoteにまで手を出してしまってどうしよう。
うちの家族はチョコレートはさほど好きではないので、今日はココアとアーモンドのクッキーを焼く。節分の炒り大豆もまた食べたーいと言われているので、今日はオーブン大活躍の日。