そろそろ確定申告ですね〜〜〜。さて問題です。税金って何のためにあるんでしょうか?【とある農家の無駄話】
そろそろ確定申告の時期ですね。
私はまだ農業研修生なんで、無職、つまり確定申告は前職の1〜3月分と少しのアルバイト代を申告するわけだ。忘れずにやっておこうね。(自戒)
ところで、確定申告するに当たって、税金に関するこわーいお話。始めようか。
よく日本国の国民(の一部)は、
「税金が高い」だの、
「政府の税金の無駄遣い!」だの、
「消費税撤廃しろ!」だの、
御託を並べているものですが、じゃあここで「税金」の本質についてもう一度よく考えてみませんでしょうか?
◎税金とは、国民の儲けの一部を国のお金にして、そっから公共事業に分配する仕組みのこと。
例えば、自動車関係の税金を払えば、日常生活に欠かせない道路の工事費用などに割り当てられるという感じだ。(特定財源というよ)
もし税金でも賄えなければ、「国債・地方債」が発行されて、国や地方が国民から借金して公共事業の費用に充てる。
さらにもっと概念的な説明をしよう。
◎税金っていうのは、現状「マイナス」になっている部分を0に埋め直すのが役目。
Q.もしじゃあ税金がなかったらどうなる?
A.「事業は全て民営化、国民は選別される」んだよ。
*さっきの例に当てはめるなら、
「ココに壊れかけの道路があります。」
①国民でその道路を管理する会社作って、
②道路を通る人に通行料をとって、
③もし壊れたらその通行料を使って直してね
④もし道路が維持できなくなったら街ごと崩壊するよ
という感じになるわけだ。
・更に良い例として、海外では消防の民営化が行われている。参考記事を貼っておくので読んでおくと勉強になる。
要は、消防が民営化されれば保険屋が儲かるって仕組みだよ。海外の保険料がバカ高い理由の一つでもあるよ。
https://tocana.jp/2020/01/post_133834_entry.html/amp
◎話を戻そう。
Q.「事業は全て民営化、国民は選別される」
ということは、何が起きるか。
A.全て国民自身が「プラス」になるようにシフトしなければならなくなる。
「プラス」とは、儲けを出して余裕が出来ること。
その「プラス」の作り方はもう当然お分かりの通り、営利企業の稼ぎ方とイコールというわけだ。
でもそれだと、足枷になること、コスパの悪いこと、つまり「マイナス」になることをしたくなくなるよね。
*例に当てはめるならば、、、
都市部の道路・幹線道路は、通行料を取られても通りたい人が集まる「プラス」の道路だから、いつまでも安全に通れる。
人の通りが少ない地方の道路は、通行料を取れない「マイナス」の道路だから、補修もされず、管理されなくなって、住みづらくなって……地方は衰退。
人は利便性を求め、益々「プラス」の道路付近に集中する。人が集中すればそこに仕事が集まる。
一方人が離れれば仕事がなくなり、益々地方は見捨てられていく。
移動が容易にできない「経済弱者・病人・老人・障害者」はみんな道路が廃れた地方に残されていく。
道路管理の民営化のおかげで、営利目的となってしまったせいで、都市と地方の格差が広がり、「人の差別・選別」、「犠牲者」が生まれてしまう。
経済的に「マイナス」の烙印が押されたら最後。
貴方は生き残れなくなり、痩せた地方が終の住処となる。
そんな未来が、
""税金を失くして生まれた民営化""
の先にあるんですよ。
はい、これでようやくわかったよね。「マイナス」を埋めるには「税金」の力を借りたくなるということを。
「人の選別・差別」や「犠牲」が出ない為に「税金」で補うんだよ。
ただし、
0からプラスにするのは国民の自助努力によって為されるべきもの。
国の税金を当てにしなくても良いように国民は成長しなきゃいけない。
その為に国や政府は、国民の「プラス」の成長を妨げずに伸ばしてあげる努力をしなきゃいけない。それに反した政策には勿論反対しなければならない。
しかし、「マイナス」を埋めるために使われるはずだった税金を食い物にして儲けるような、「貧困ビジネス」とか「Co○○bo」とか、「過剰な生活保護」みたいなのをドンドン追及してもろて、
「「「本当に貧困から救われるべき人々が貧困から脱せるような仕組み」」」にしてほしいですね。
以上。長文終わり。
【追記】コメント欄にて、税金の続きのお話書いてます。よかったら見てね。