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4年ぶりの再会をしてきました。
こんにちは、倉くらのです。
気が付けばnoteがお久しぶりになってしまいました。更新してない間は元気に創作していました!
今日は日常回のお話です。
子達が春休みに入り、実に久しぶりに祖母宅へと遊びに行ってきました。
最後に祖母と会ったのはコロナ禍前でなおかつアメリカへ駐在する前だったので、4年前でした。
祖母宅は自宅から少々遠い場所にあるので、3泊4日の旅。
去年の夏に一度行こうと計画はしていましたが、直前になって子が風邪にかかってしまって、コロナウィルスも流行している時期だったので祖母に移してしまったらと万が一を考えて行くのを見送りました。
ここに来てようやくコロナも落ち着いてきたので、思い切って行ってきました。
他の町に合併もされておらず未だに「村」という名称を残す自然が豊かな場所です。
祖父は少し前に亡くなったので、今は祖母が一人で暮らしており、近所に住む伯父が定期的に訪れて買い物などの手伝いをしているという環境です。
久しぶりの再会で祖母にはとても喜んでもらえました。
それはともかく、滞在中ちょっと謎な出来事が起こったのでご紹介します。
こちらが本題かなっ!
それは夜中の2時ごろに起きました。
寝ていた私は真夜中の突如の音で目覚めます。
ガラガラッと物が崩れるような大きな音。
何だ!?と思い、耳をそばだててしばらく様子を伺っていると、その後もパンパン、パンパンと何かを叩く音が断続的に響いてくる。
私は巷で問題になっている強盗かもしれないと思い、携帯電話片手に恐る恐る様子を見に行くことにしました。
古い平屋の長い廊下を歩いて音のする方向に行くと、そこは祖母の部屋で、扉が開いてました。(扉が開いているのは夜中トイレに行きやすいからだと思われる)
中を覗くと祖母がベッドに寝転がりながら竹の棒を握って無言でベッド脇の壁を打ってました。
パンパンという音はこれですね。
一体何をしているのだろう……??
うめき声でも出していたなら苦しいのかな?と思うのですが、どうやらそういう訳でもないらしい。
本当に無言で壁だけを一心不乱に打っているんです。
何だか声を掛けるにも掛けられず、気付かれぬようにそっと祖母の部屋を後にしました。
頭の中は(こわい…)という思いでいっぱいです。
夜中の壁打ちはこの日限りで、他の日はありませんでした。
朝になると祖母はいつも通りでした。
他の一緒に行ってた家族にも音に気づいたか聞いても全然気づかなかったと言うし、何であの大きな音に気づかないの!? と不思議です。
私達が寝た場所は祖母の部屋から離れていましたが、音はけっこう響いてました。
しかし何故壁を打っていたのか…謎ですね。
朝になった時に「夜中足が痛かった」という話を祖母がしていたので、痛みを紛らわせるために壁を打っていたのでしょうか…?
いや、でも紛れる…もの…だろうか?
確認してみたら竹の棒はそのままベッドのところに立てかけてありました。
それとなく「この棒って何?」って聞いてみたら良かったですね。
夜中に見た光景の衝撃が大きすぎて、ちょっと色々頭から吹っ飛んでしまってました。
そんなちょっぴり不思議で恐い出来事が今回の旅のハイライトでした。←そこ!?
お読みいただきありがとうございました!
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