BL小説を書いていたら子供にバレそうになった話
こんにちは。倉くらのです。
DLsiteでオリジナル小説を販売したり、小説投稿サイトで小説の投稿をしている者です。
オタクな主婦です。
昔ちょこっとだけ同人活動をしてて、最近になってからまた小説を書き始めました。
■活動再開の理由
世はコロナウイルスの影響で外出制限されており、やることも限られていました。そこでとても久しぶりに小説を書きたいと思い立ちました。感染リスクもないし、パソコンさえあればできるまさに今の世にぴったりな趣味。
そこでタイトルにある子供にBL小説を書いていることがバレそうになった事件が起こります。
正確にはもう小説を書いていること自体はバレています…。内容までは知らないと思いますが。たぶん…。
今回は何故そうなったのか経緯を書いていきます。
■小説を書いていることが子供に知られてしまう
久しぶりだというのに、小説を書いてみたらこれがまあ楽しくて、楽しくて。寝食忘れるほど一気にのめり込んでしまいました。
隙間時間にカタカタとキーボードを叩く日々。
その日はちょうど子供達の夏休み。宿題をする子らの前でカタカタとキーボードを叩いていました。
そして上の子にうっかり画面をのぞき込まれてしまったんですね。
「何してるの?」と。
そこで小説を書いていることを白状する羽目になりました。そこで終われば良かったんですけど、子供ときたらしつこく内容を聞いてくる。
最初は誤魔化していたけれど仕方がなく「忍者が出てくる話だよ…」と告げました。その時点ではどこにも投稿したわけではないし、絶対にバレないだろうという自信からです。
そして後日、書いたからにはどこかに証を残したいと思い立ち、ダウンロード販売サイトに登録することになりました。
それがDLsiteです。(幸い数冊売れました)
販売のためには表紙を付けた方がいいかなと思って、試行錯誤の末に自分でibisPaintというアプリでサササと描きました。簡単にタイトルを付けただけのものですが。
その作業中にまた子供に画面を覗き込まれるわけです。
素早く隠したのでタイトルまでは全て読まれませんでしたが、最初の一文字目はバレました。
忍者の話でタイトルの一文字目がバレた。
この時点でかなりギリギリですね。
ちなみにこの時はR18の年齢指定があるBLものを書いていました…。
内容も全年齢のものなら問題なしですが、よりにもよって書いているのはBLでしかも年齢指定のものという、子供にバレたら終わりな内容です。
親がにやにやしながら書いてるのがBLとか。
キモいですよね……。
書いてるBLが親に見られちゃったの、というパターンはよく見かけますが逆だなんて。レアケースでしょうか?
まあでもまだ大丈夫だろう、バレてない。いけるだろうと思っていました。
あの時までは。
■アカウント同期は危険!
下手に本が数冊売れちゃったものだから、楽しくなってさらに同人活動にのめり込む私。
その日、書いたものをもっとたくさんの人に読んでもらう方法ないかなぁと考え小説投稿サイトのアルファポリスに登録することにしました。
販売している小説の宣伝のためにも。
普段はパソコンで作業しているんですけど、気軽に開けるからiPhoneでちゃんと登録できているかな~って確認をしていました。
そして子供はちょうどその時iPadを使用中。iPhoneとiPadは私のアカウントで同期させてるという状況。
…お気づきでしょうか?
本当にこれが最近まで私も知らなかったんですけど、iPhoneでサファリを開くと、アカウント同期させているiPadの方にも見ている内容が共有されるんです。
相手が別の作業中だったら大丈夫だけど、ホーム画面の状態でいるとサファリのアプリに私が使用してますよ~みたいなマークが出てくる。
それをついうっかりでも押そうものなら、私の見てる画面が子供の使っているiPadに共有されてしまうという罠…。(現在は設定を変更しました)
そのことに気付いた瞬間、サーッと青ざめて行きました。
ヤバい、子供に私の書いたBL小説がバレたかもしれない。
↑
全て自分のうっかりでバレているわけですが…。
自分が書くようになってから、のめり込むようにRな指定のオンライン小説ばかり読んでいたけれども、もしかしたらそれもバレていたのだろうか。
ぎゃああああああ!(汗)
親の尊厳が!
画面共有から私がアルファポリスで小説を登録しているページをもしかしたら子供にも見られていたのかもしれないと思ったら
冷汗がドパーッと溢れだしました。
私は子供にも旦那にも友人知人にだって自分の書いている小説は絶対に見られたくないタイプなので消して去るか…という未来を考えていました。
幸いまだその時点でアルファポリスの投稿では年齢指定の回にも突入していなかったので、Rなシーンをごにょごにょと誤魔化してR15程度にしてUPするかとも思っていました。
ところがすでにDLsite販売サイトには作品を登録しちゃっていたわけです。そこにはもう誤魔化しようがないがっつりRなシーンのサンプルが…。
うん、これはもう無理だなって思いました。
消せない。
それに買ってくれた方もいるし、再開したばかりの同人活動ももう少し続けていたい。まだ書きたい物語がありました。
様々な思いから小説は消さず、せっかく書いたからにはRな部分もそのままで行くことにしました。
幸い、子供にしつこく確認してみたけれど私の書いた小説のタイトルは知らないそうです。本当かな…(疑い)
■曲げられない思い
好きなものは好きなのだから。
もう開き直ることにしました。
母は子供の頃からオタクで、もうこの道は曲がらないんだ!
今はBL小説を書くことが大好きで仕方がない!
だから消さずに頑張っていきたいと思います。
子には偶然私の作品を見つけてしまっても、18歳になってから読んでくださいと願うしかないですね。
そしてどうか読む前に一言相談してください…と。
皆さまも家族の側で小説書く際にはご注意を、という話でした。
最後までお読みいただきありがとうございました!