Tori Kelly #2 Eyelashes 【曲紹介】
Tori Kelly曲紹介第2弾!
1曲目はこちら↓
#2 Eyelashes
Eyelashesはまつ毛という意味で、またまた恋愛ソング。
Handmade Songs by Tori Kellyの2曲目です。
この曲を一言でまとめると
「あなたのこと好きなんだけど、私は上手くアピールできないタイプの女の子だから困っちゃうわ(私って変わってるでしょ?!?!)」
という曲である。
歌詞をみていく
(私って変わってるでしょ?!?!)が気になると思うが、歌詞を見れば私が何を言っているかがわかる。
1st Verse
[1st Verse]
We’ve met a few times, three or four times, they all went by much too fast
(私たちは3・4回くらいあったことがあるけど、どれもあっという間に通りすぎてしまったわ)
Eyes were so locked, led to small talk, wanting each moment to last
(目と目があい、世間話になって、その瞬間がずっと続いてほしいと願っていたの)
I can do this, tried to focus, but it’s so hard for me to see past your beauty, yeah mostly, all I could get out was a laugh
(「私ならできる」と集中しようとしたけど、あなたの美しさに圧倒されちゃって、賢いことなんて言えずに笑っていることしかできなかったわ)
高校や大学でこういうことありそう。世間話から親密になろうとする感じ。
Pre-Chorus
[Pre-Chorus]
There are no words to say whenever you are near
(あなたの近くにいると、言葉がなくなってしまうの)
I try to be myself but she just disappears
(自分らしくいようと思うけど、そんな私はどこかへ消えてしまうの)
I’m nothing like those other girls, I am so weird
(私はほかの女の子たちとは違くて、変わってるのよ)
Cause I don’t bite my lip, or bat my eyes
(なぜかって、私は誘うように唇を噛んだり、お目々をぱちぱちしたりしないからよ)
When you walk by, when you walk by
(あなたが私のそばを通るとき)
このPre-Chorusがまた後で2回繰り返されるのだが、3回目が曲で一番盛り上げるところなのである。
そこでToriが"I AM SO WEIRD!!!!!"と圧倒的歌唱力で歌うのである。
「私って変わっているのよ」系女子なのである。自称サバサバ女子と似たものを感じる。
正直初めて聴いたときは、歌詞がToriらしくないと思ってしまった。というのも、1曲目が「あなたは私のこと好きだけど、私はまだ本気かどうかわからないのよ」ソングだったので、そこからストーリーが繋がったまま考えると、気づいたら彼氏が変わっている友達の話を聞かされているような気分になるのである。
ただ、やはりToriの圧倒的歌唱力ですべてがカバーされているので問題はない。さらに歌詞をよく見ると、Toriらしさがよくわかる。
2nd Verse
[2nd Verse]
You’re a star and everyone knows, maybe thats why I can never get close
(あなたはスターで、それをみんなが知っているの。つまりモテ男だから、私は近づけないの)
I can barely remember most of what was said during our last conversation, overthinkin’, still so hard for me to see past your beauty,
(私たちの最後の会話でどんな話したかも忘れちゃうくらい、考えすぎてて、やっぱりあなたの美しさに見とれちゃって)
call me crazy but maybe you’d like get to know me, baby
(私がおかしいのかもだけど、ひょっとして、私のこともっと知りたいって思ってたりしない?)
2nd Verse冒頭でいきなり自信を失ったかと思いきや、最後には自信を取り戻している。よかった。
Chorus
[Pre-Chorus] 上記と同じ
[Chorus]
I’m not very flirtatious
(私はあんまりアピールするのが得意じゃないの)
I’m not gonna blow kisses
(あなたに投げキスなんてできないわ)
I don’t bat my eyelashes
(まつ毛をぱちぱちさせないわ)
×2
I have nothing to lose, so how could it go wrong
(何も失うものなんてないから、あなたにアピールしてみてもいいんだけど)
But it’s so much easier to sing it in a song
(でも、歌であなたへの気持ちを表現するのが一番ラクなの)
[Pre-Chorus] 上記と同じ
[Chorus] 上記と同じ
「歌で歌うのが一番ラク」とは、なんともToriらしい。
そりゃあんだけ歌上手かったら、歌ったほうが断然有利ですわ。
まつ毛ぱちぱちより効果高いよ。
やっぱりToriらしい
歌で歌うのは共感できないが、ほかのアピール得意な女の子に負けちゃいそうになる気持ちはわかる。
ニッチなような、あるあるのような、そんな微妙な気持ちを超かわいい曲にしてしまうTori、さすが。
"I am so weird"(「私って超変わってる」)の歌詞の部分で一番音楽的に盛り上がるのは、若干設計ミスだったのではないかと思う。そこが歌詞の本質ではないから。
一方で、それが一周回って曲に個性を与えているような気もする。
いずれにせよ、Toriの曲を客観的に聴くのは無理なのであった。